ホンダのチーム代表を務めるニック・フライ。
2007年シーズンは、バトンがなんとか6ポイントを獲得したものの、
コンストラクターズで勝てたのは、スーパーアグリとスパイカーのみという悲惨な有様。
前年から実に80ポイントもの大幅ダウンとなってしまった。
このような状況を脱するためのフライの切り札ともいえるのが、ロス・ブラウンの起用である。
チーム・プリンシパルとして、技術面を支えるブラウンの加入とともに、
チームの士気は上がっているとフライが明らかにしている。
フライは、チームの心境の変化に関して、次のような表現をしている。
「信じることとわかることの間には違いがある。ロスが来る前、我々は全員が”(F1)世界選手権で優勝するマシンを提供できる”と信じていた。そして、ロスが来てから、我々はそれが実現可能であることがわかったんだ」
この差は、一言で言えば、リアリティだろう。
これまで、スタッフたちがなんとなくのイメージしかもてなかった目標が、
ブラウンの加入で一気に現実的な色彩を放ち始めたと考えられるのではないだろうか。
「我々は、間違いなくトップレベルの設備を手にしているし、トップレベルの人間がそろっているし、会社のインフラも間違いなくトップクラスだ。そしてうれしいことに、トップレベルのチームがどういうものかを知るロスという人物が、ここに加わってくれた。」
と、現在の体制について語ったフライ。
自分には、ホンダといえば、どうしても第二期での華々しい活躍が思い起こされるだけに、
第三期での低迷は残念でたまらない。
ファンとしても、ブラウン加入でマシン開発が正しい方向に向かうことを期待してしまう。
近い将来、再び、表彰台で”君が代”が流れることを願う。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!