ルノーのギアボックスへの取り組み | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

テクニカル・レギュレーションの変更に伴い、
2008年から4レース続けて同一のギアボックスを使用しなければならなくなる。

これはコスト削減の一環として、義務付けられたものだ。

仮にギアボックス交換を行った場合には、現行のレギュレーション下でのエンジン交換同様、
ペナルティを課せられ、5グリッドの降格となる。(エンジンは10グリッド)

今シーズンのトレンドとなったシームレス・ギアボックスを投入したチームの中には、
いまだに自信を持って、信頼性があるとは言えないチームがある中で、
競争力と信頼性を同時に実現しなければならない、チャレンジングな取り組みに思える。

そんな来季のギアボックスへの取り組みに関して、
ルノーのチーフデザイナーであるティム・デンシャムが語っている。

「著しい変化に思えるかもしれないが、われわれにとって克服できない問題ではない」

デンシャムによれば、新レギュレーションが導入されたからと言って、
特別に何かを変更することはないようだ。

「ギアボックスは今シーズン使用したものと同じように速いものだ」
と語る来季のギアボックスのデザインは、今年のものと大きく変わらないという。

彼の来季への取り組みのポイントは、メカニカルな構造や耐久性と言うよりも、
ソフトウェアに向けられているようだ。

「この件におけるわれわれの最重要事項は、標準ECU導入に伴う新しいプログラムの完全な統制を実現させることだ」

標準ECU導入により、ドライバーエイドが撤廃されるのはご存知の通りだが、
ギアセレクトにも大きな影響を与えるようだ。

このあたりのプログラムの自由度がどれほどのものかは不明だが、
今シーズンの多くのギアボックストラブルを見ても、その複雑さは容易に想像できよう。

せっかくこれまで頑張って構築してきたシステムを捨てなければならない技術者たちは、
落ち着く間もなく、新たなチャンレンジに向かうことになる。


今日も一緒にF1を楽しみましょう!