今シーズン、ワールド・チャンピオンを逃したとはいえ、
その差わずか1ポイントで2位を獲得したルーキーのルイス・ハミルトン。
しかし、そのデビューイヤーはチームメイトとの確執に悩む1年だった。
そんな1年をハミルトンが間もなく発売される彼の自伝の中で語っている。
「僕はフェルナンドが好きだし尊敬もしている。それだけに、僕らの関係に進展が見られない事実が悲しく、失望を味わった。でも努力はしたんだ」
と、冷え切った彼らの関係に関してコメントしている。
しかし、振り返ってみれば、
「僕は、彼が率先していいお手本を見せてくれるんだとばかり思っていた。ところが実際は、その逆だったよ」
ということだったらしい。
ただし、シーズン中、ロン・デニスは両者の関係を良好に保てるよう考えてはいたらしく、
ハミルトンに対して、アロンソへの歩み寄りを期待していたようだ。
これに対し、ハミルトンもモーターホームでアロンソの部屋を訪ねたり、
TVゲームを一緒にするなど、努力を重ねたという。
だが、残念なことに2人の関係は悪化の一途を辿ってしまった。
「結局僕はロンに、こう言ったんだ。『彼と話し合おうとがんばったけど、自分を曲げてまで彼をハッピーにしようと無理するつもりはない。僕は自分の夢を追うことにするよ』ってね。そしてベルギーGPで、フェルナンドは僕をコース外に押し出す走りをしたんだ。その時点から、何が起きてもおかしくなかった。」
もう、こうなっては、さすがにチームメイトで居続けることは不可能だろう。
結果、アロンソは移籍することが決定した訳だが、これは誰にとってもハッピーな話だ。
願わくば、アロンソが精神的にもマシンのパフォーマンス的にも満足するチームに移籍し、
フェラーリ、ライコネンvsマクラーレン、ハミルトンvs??、アロンソの三つ巴の戦いを
2008年シーズンも楽しみたいところだ。