史上初のルーキーイヤーでのチャンピオン獲得がかかった中国GPで、
F1参戦以来初の、まさかのリタイヤを喫したルイス・ハミルトン。
リタイヤ直前まで、ライコネンには抜かれたものの、アロンソより前の2位を走行しており、
そのまま無難に走り切れば、チャンピオン決定という状況であった。
そんな状況から一転、三つ巴の最終戦を演出する結果になったリタイヤについて、
「みんなをハラハラさせてしまって申し訳ない」
と、ハミルトンの口からは、ファンへの謝罪の言葉が漏れる。
「この前のレースでは、少し危険を冒してしまったかもしれない。チャンピオンシップで勝つためには、完璧なポジションにいた。それなのに欲を出して、レースに勝ちたいと思ってしまったんだ」
と、前回の失敗の原因を分析している。
日本GPまで、新人とは思えないほどのF1適応力を見せ、
また、その場その場で自分がなすべき仕事を理解して実行してきたハミルトンだが、
”勝ってチャンピオン決定”と必要以上に欲張ったのがあだとなったようだ。
「(ブラジルでは)絶対にリスクを冒せないよ」
と、最終戦ではレースウィナーではなく、年間チャンピオンに向けた戦いに徹する。
「中国でのレースの後、精神的に強くなったよ。勢いがとまるドライバーもいるだろうけれど、僕は否定的なことをいつも肯定的にとる。」
と、気持ちも完全に切り替え、これまでのハミルトンの走りを披露できそうだ。
1986年以来の三つ巴の最終戦は、果たしてどんな結果が待っているのか。
ちなみに、
1986年は最終戦前までランキング3位だったプロストが大逆転王者に輝いているが...
今日も一緒にF1を楽しみましょう!