観客の輸送に関して、様々なクレームが噴出している富士でのレースだが、
今度はドライバーから、レースを行うべきではなかったとの意見が多数挙がっている。
実にスタートから19周もの間、セーフティーカーが先導する形でレースは始まったが、
その強行的なレース開始に多くの疑問の声が挙がっているのだ。
いくつかの意見を列挙してみる。
まずは、期待ほどのポイントを獲得できなかったBMWザウバー勢。
ハイドフェルド「僕の意見だけど、こういう天候では、レースをするべきではなかったと思う」
クビサ「レーススタートはとても危険な状況だった。ちょっと始めるのが早すぎたんじゃないかと思うし、走っていてイライラしたよ」
次に、母国グランプリを全く見せ場無く終えたホンダ勢。
バトン「路面状況や視界が非常に悪く、大変危険だと感じたし、タイヤの性能を落とさないよう、(タイヤの)温度を維持するのが本当に難しかった」
バリチェロ「率直に言えば、レースはもっと早いうちに中止されるべきじゃなかったろうか。コンディションは相当悪く、レース中ずっと、何も見えない状態だった」
最後は、ともにリタイヤを喫してしまったウィリアムズ勢。
ロズベルグ「レースを絶対にスタートさせるべきではないと思うし、“今までで最悪のレース”」
ヴルツ「目を閉じて、ハイスピードで家の前を走りすぎるようだ。どんな感じか分かってもらえるかな」
といった具合に、散々な意見が並んでいる。
フリー走行3回目がキャンセルの後、
見た目の霧の状況は変わらないのに予選は定刻通り実施されるなど、
FIA側が無理にイベントを進めたと見れなくもない状況はあった。
安全第一、シリアスな場面に遭遇する前に、いま一度思い出しておく必要がありそうだ。