今年の6月あたりからF1界を騒がせてきたマクラーレンによるスパイ疑惑。
先日の世界モータースポーツ評議会の裁定により、
コンストラクターズポイントの剥奪は決定していたマクラーレンだが、
この裁定に不服な場合は上訴できるとされていた。
しかし、結局、マクラーレンは9/22(土)に上訴をしないとの声明を発表した。
これにより、マクラーレンのコンストラクターズポイント0ポイント、11位が決定。
さらに、スパで獲得したポイントにより、
2004年以来のフェラーリのコンストラクターズタイトルが決定した。
ただし、マクラーレンは、F1というスポーツのために今回の決断に至ったと説明し、
フェラーリの技術情報がMP4-22に使われたとされることについては否定している。
この件に関して、雑誌”F1速報”に面白い記事が掲載されていた。
その記事によると、
マクラーレンがフェラーリの情報を自分たちのマシンに適用しなかったのは確かなようだ。
だが、それはモラルやスポーツマンシップ、その他のポジティブな理由ではなく、
”技術的”な問題で適用されなかっただけのようである。
同記事が事実として伝えるところによれば、
フェラーリから入手した技術情報は確かにMP4-22には適用されなかったが、
エンジニアはその内容の評価はしていたという。
それは、重量配分、フレキシブルウイング、ブレーキシステム、
さらにはタイヤに充填するガスにまで及んだという。
ここまで来ると、マクラーレンが何と言おうと、裁定が覆ることは無さそうである。
まぁ、何はともあれ、長かった疑惑もこれで決着を見た。
ここからは、白熱のドライバーズチャンピオンシップの行方をじっくり楽しもう。
さぁ、まずは富士だ。