6月27日に行われた世界モータースポーツ評議会の会合で、
2011年以降のF1のレギュレーションについての話し合いが行われたようだ。
そこでは、またまたドラスティックな内容が話題に挙がったようなので、
分かる範囲でフォローしていきたいと思う。
まずは、エンジン。
これは、以前から話の出ているようにターボチャージャーの利用や
エネルギーの回収を行うことで20%の熱効率向上を狙うそうだ。
さらには、1.5リッター前後の4気筒エンジンも検討に上がっているらしい。
直列4気筒1.5リッターのエンジン...それだけ聞くとカローラのようだ...
先のエンジンで燃焼させるガソリンは、自然に配慮し非食物性のバイオ燃料とする。
加えて燃費の向上を図ることでCO2排出量を低減する。
心配なエンジン排気量の低下に伴う最高速の低下については、空力でカバーするようだ。
近年話題のフレキシブルウイングやフレキシブルフロアなどの可動式のエアロデバイス。
このデバイスを許可することで、ドラッグを50%低減でき、
現在のエンジンの60%の出力で同等のスピードを得られるとの試算があるようだ。
最後に、レースの魅力につながるオーバーテイクへの施策だ。
CDGウイングの話題はどこに行ったか分からないが、
それと同じコンセプトで後方についたマシンが前車の影響を受けにくいエアロパッケージを
取り入れることを考えているようだ。
上記以外にも、空力パーツや各種アッセンブリー部品などはFIA標準品を用意し、
また、レース時の人員や風洞施設の使用制限などによる予算低減を考えているという。
以上の情報は確定ではなく、
これらのアイデアをベースに各チームとの話し合いが行われていくということらしい。
野心的ではあるが、魅力という観点では個人的にはちょっと疑わしいものが並んでいる。
果たして、F1は世界最高峰の自動車レースを維持できるのだろうか?