トヨタのラルフ・シューマッハの周りが最近騒がしい。
昨シーズンをもって、7度のチャンピオンに輝いた兄ミハエルが引退したことで、
F1に来て初めて一人でシューマッハの名を守るシーズンを迎えているが、
その名をF1界に留める事は容易ではないようだ。
というのも、今季でトヨタとの契約が切れるラルフの来季に暗雲が立ち込めているためだ。
ここまで、4戦を終えてのラルフは開幕戦で1ポイントを獲得してはいるものの、
チームメイトのトゥルーリに対して、予選では全敗、決勝でも1勝2敗1引き分け、
獲得ポイントでもラルフの1ポイントに対して、トゥルーリは4ポイントと完全に負けている。
それでいて、ラルフの方が契約金が圧倒的に高いのだ。
そこで、トヨタはラルフに代わるドライバーを獲得しようと画策中といわれている。
以前話題になっていたのは、ニック・ハイドフェルドだった。
そして、今回新たに名前が浮上したのが前回スペインGPで、
スーパーアグリにチーム初のポイントをもたらした佐藤琢磨だ。
ホンダドライバーの琢磨をトヨタが本気で取りに行くとは思えないが、
まぁ、話題としては面白い話である。
琢磨としても、再びワークスからオファーが来るとすれば悪い話ではないだろう。
(でも、これまでの生い立ちを考えるとホンダから離れるとは考えられないが。)
そして、ここまでパフォーマンスの上がらないラルフはというと、
31歳の若さで引退を余儀なくされるとも言われている。
「まあ、僕のミスもあるけどね。でも僕は過去10年、自分がF1でベストドライバーの一人であることを証明してきた。より良いマシンに乗れば、もう一度、そのことを見せつけてやるよ」
と、息巻いているが、まずは与えられた状況の中で、
チームメイトに打ち勝って自らの価値を証明する必要があると思うが、どうだろう?