バーニー・エクレストンがポイントシステムの改定を検討しているという。
現行のポイントシステムでは、あまりにもウィナーが報われていないからだという。
「2位が8点獲得できるのに、ウィナーがたった10点というのは間違っている。2008年シーズンに向けて改革案を提出するつもりだ。」
そもそも、現在のポイントシステムは、
ミハエル・シューマッハが強すぎた2002年の結果を受けて、
シーズン半ばにチャンピオンが確定してしまう状況を回避するために
1位と2位とのポイント差を少なくした経緯がある。
このときの改定だけに留まらず、ポイントシステムはその時々の状況により変化している。
日本人初のレギュラードライバーが誕生した1980年代は、
1位から6位まで、それぞれ9,6,4,3,2,1ポイントが与えられていたものの
有効ポイント制が採用されており、各自の上位11戦分のみのポイントが加算される方式。
この場合、極端な話、11勝して残り全てリタイヤしたとしても、
99ポイントのフルマークでチャンピオンが獲得でき、
こつこつポイントを重ねるドライバーには不利であった。
そこで、ポイントはそのままに有効ポイント制が廃止され、
年間全戦でのポイント争いになった。
しかし、1位と2位のポイント差が少なすぎる(今と同じ議論だ)との理由から、
優勝が10ポイントに引き上げられた。
その後、2003年に上で述べた理由から、
1位から8位までの入賞となり、それぞれ、10,8,6,5,4,3,2,1ポイントとなった。
このように歴史は繰り返されているので、今回変更しても、またどこかで変わると思う。
しかし、優勝者にもっとボーナスがあってもいいのでは、とは自分も思う。
「簡単なことだ。より多く優勝した者がチャンピオンになるのさ。」
とは、バーニーの弁だ。