その特異な形状のマシンがグランプリデビューを果たしました。
ティレルP34、シックスホイラーとも呼ばれるそのマシンは、
フロントに小径10インチのタイヤを4本、リアに通常のタイヤを2本持つ
まさに6本のタイヤで走行する史上初にして最後のF1マシンです。
当時主流のスポーツカーノーズに隠れるようにフロントタイヤを収納し、
理想的な空気の流れを作り出そうというアイデアのマシンです。
今日のF1でもフロントタイヤの作る空気の乱れを嫌って、フロントウイングや
バージボードなど色んな手を使ってますが、基本は同じ思想だと思います。
ちなみに、フォードDFVエンジン+ヒューランド製ギアボックスと
ここは当時のスタンダードと呼べる構成です。
(当時は、フェラーリ以外はDFVなんて言われ方もしますが...)
このマシン、デビュー戦のスペインでは残念ながらリタイアしてしまいましたが、
次戦のベルギーで4位入賞、その次のモナコで2-3位フィニッシュを果たすと、
デビュー4戦目となるスウェーデンでジョディ・シェクターがポール・トゥ・ウィン、
僚友パトリック・ドゥパイエも2位に入り1-2フィニッシュを飾りました!
しかし、翌1977年まで実戦投入されましたが、
結局、ポールと勝利はこの1戦のみ(2位は9回)でした。
この6輪車、必ずと言っていいほど”たいれる”と呼ばれますが、
その由来は、富士で行われたF1イン・ジャパンに持ち込まれたシャシーの
チームロゴの下に”たいれる”の文字が(ちゃんと平仮名で)添えられていたから。
いやぁ、でもホントにこんなマシンが走っていたなんて、夢のある時代です。
走っている姿も面白いですよ。
なお、1983年のレギュレーション変更で車輪は4個までと規定されましたので、
(ウィキペディアを参考にさせて頂きました!)
今やるとレギュレーション違反です。
今日もF1を楽しみましょう!
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