マクラーレン株の30%がバーレーンへ | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

バーレーンの王室が出資する企業がマクラーレンの株式の30%を買収したという。
買収に成功したのは”バーレーン・マムタラカト・ホールディング・カンパニー”で、
正式には現在、独占禁止法に関する審査を受けている段階だという。
結果としては、今後6週間以内に認可が下りる見通しらしい。
これにより、マクラーレンの持ち株比率は、
筆頭株主のダイムラー・クライスラー社が40%、マムタラカト社が30%、
ロン・デニスとTAGグループがそれぞれ15%ずつを保有するという構成になる。
この発表で、
予てからの噂であったメルセデスのチーム100%買収という線は無くなったことになる。
(一部報道では、既に買収は完了しているとも言われていたが...)
一応、今回の件は、ダイムラー・クライスラー社の承認を受けての行動だと言うが、
突然の予想外の展開である。
予定通りで行けば、
今シーズン開幕時にはマムタラカト社がメルセデスに近い発言権を得ることになるが、
同社によれば、買収後も現在のマネージメントが引き続きチームの経営を行うということだ。
また、メルセデスの副社長のノルベルト・ハウグも、
「われわれはパートナーと共に、来るシーズンに成功を収めるべく全力で集中している」
と、今回の件で、チームにとって悪影響が無いことを強調している。
一方、ロン・デニスが自身の持ち株を半分にしたことで、
彼の引退が近付いているのではないかとの憶測が流れているようだ。
MP4シリーズの終焉も間近なのだろうか?