さて、各チームへの期待シリーズ最終日は、カスタマーシャシー論争の渦中のチーム、
トロ・ロッソとスーパーアグリだ。
トロ・ロッソは言わずと知れたレッドブルのセカンドチーム。
昨年は、レッドブルRB1とほぼ同一のマシンSTR1でシーズンを戦った。
そして、今年は失敗作RB2ではなく、
ニューウェイデザインのRB3のリアセクションをフェラーリエンジン用に変更したマシンを
投入するのではないかと見られている。(議論の最中ではあるが。)
これにより、親チームであるレッドブルと競争できるマシンパッケージを入手可能だ。
レッドブルに裏打ちされた資金力から考えれば、フェラーリV8エンジンを獲得した今年は
スパイカー、スーパーアグリ勢からは頭一個抜け出しそうだ。
締めは、スーパーアグリ。
公式にはホンダのBチームではないのだが、事実上のBチーム。
そのせいもあって、
昨年末のテストでは暫定マシンとしながらもホンダRA106を走行させていた。
このマシンが、SA07にどう反映されるかが最大の注目ポイントだろう。
今年のパフォーマンスは、ここに掛かっていると言って良い。
ドライバーに関しては、佐藤琢磨は継続起用で、
セカンドドライバーは初のフル参戦のアンソニー・デビッドソンで、英F3時代のコンビ復活だ。
昨年、苦しいチーム事情ながらも、
ホンダ時代の粗さが改善され、高いパフォーマンスを維持し続けた琢磨に
デビッドソンの加入が良い刺激になり、互いが切磋琢磨する方向に働いて欲しい。
何よりも、まずはシーズン序盤でポイントを獲得したいところだろう。