2007年シーズンに向けて、いよいよ本格的なテストが開始された。
スペインのバルセロナにあるカタロニア・サーキットにおいて、
11月28日(火)から9チーム16台が参加して開始された。
その中には、スーパーアグリF1チームの姿もあり、
今回のテストを担当する、ホンダから移籍のデビッドソンがドライブを行った。
そのスーパーアグリのガレージから姿を現したマシンは、SA06ではなかった。
(当然、SA05でもない...)
チームのプレスリリースによると”暫定マシン”と明記されているそのマシン。
よく見ると、カラーリングはSA06だが、
マシンはデビッドソンが良く知っているホンダの2006年型RA106そのものである。
この日、ホンダはバリチェロとロシターが
ペイントされていないカーボン剥き出しのマシンを走らせているが、
このワークスマシンとそっくりだったという。
今回スーパーアグリが投入したマシンは、
チームの2007年型のマシンが完成するまでのつなぎの位置づけであるという。
しかし、つなぎとして使うにしても、RA106を使う意味があるのかが疑問である。
仮にチームが独自に開発したSA07が登場した場合、
今回のデータがどこまで使えるかが疑問だからである。
それであるなら、SA06を使ってデータを蓄積するのが正しい姿だろう。
確かに、今年のトロ・ロッソは昨年型のレッドブルのマシンを使い続けた。
(チームは認めないが。)
しかし、それはレギュレーション違反であり、グレーのままで通るからといって、
スーパーアグリとホンダがそれを模倣するような真似はやめて欲しい。
勝つために参戦したのは分かるが、
それはあくまでレギュレーションの上での話のはずである。