ブリヂストンのオフシーズンテスト対応 | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

10月22日にインテルラゴスでの最終戦を終えて以来、
来年3月16日からのメルボルンでの開幕戦まで長いオフシーズンに入っているF1サーカス。
しかし、いよいよサーキットにF1マシンが帰ってくる。
ブラジルGP終了後、テスト禁止期間に突入していたが、
来週11月28日(火)から解禁となり、
同日、スペイン、バルセロナのカタロニア・サーキットでのオフシーズンテストが始まる。
このテストには、スパイカーを除く全10チームが参加する予定で、
2007年スペックのブリヂストンタイヤを履いての初の走行となる。
2006年スペックに対してよりハードで遅くなるというその新タイヤは、
その特性から今年のブリヂストンユーザも使い方を学ぶ必要があるという。
ブリヂストンのモータースポーツ推進室長である安川ひろし氏は、
「各チームとも自分たちのマシンにタイヤが合うよう、努力しなければならないでしょう」
とし、今年のようにマシンに合うようにタイヤを改良することは無いという姿勢を示した。
さて、その新スペックのタイヤ、
最終戦までもつれたタイトル争いの影響で
シーズン終了ぎりぎりまで開発に追われることになったブリヂストンに対して、
冬季テストへの供給が追いつかないのではないかと不安視する声も挙がっていた。
しかし、今回1スペックのみの供給の意向を示したブリヂストンは、
これにより、冬季テストでの安定供給を図ったようだ。
しかも、このスペックは開幕戦のメルボルンでの使用を想定しているスペックとの事で、
このことが旧ミシュランユーザにとってのメリットを生み出すことになるという。
ルノーのパット・シモンズは
「特定のプロダクトで作業を行えることは、タイヤを理解する上ではわれわれの大きな助けとなる。」
と、ブリヂストンタイヤの特性理解の効率化を助けてくれると考えているようだ。
いよいよ、混戦が予想される来季に向けて動き出す各チーム。
サーキットへの登場が待ち遠しい。