2006年シーズンも終了し、英雄ミハエル・シューマッハが去ったフェラーリは
一つの時代のピリオドを迎えた。
フェラーリは、ベネトン時代からミハエルと共に成功を収めてきたロス・ブラウンをはじめ、
チームスタッフが一新する人事を発表した。
先日の報道で、ジャン・トッドがフェラーリのCEOに就任することが発表されたが、
彼はどうやらF1の現場にも留まるようで、
ジェスチオーネ・スポルティーバ(フェラーリのモータースポーツ部門)の
マネージング・ディレクターも兼任するという。
そして、長年チームのブレインとして活躍してきたロス・ブラウンが事実上引退する。
彼に代わってテクニカル・ディレクターに就任するのは、マリオ・アルモンドである。
エンジン部門の責任者だったパオロ・マルティネリは、フィアットにて新たな挑戦を始めるとし、
後任にはジル・シモンが就く。
シャシー部門は、引き続きアルド・コスタが責任者を務める。
フェラーリは声明を発表し、その中で、
「スクーデリアとモータースポーツ界に類まれな歴史の1節を築き、11ものワールドタイトルを積み重ねて、F1GPで90勝近い勝利を成し遂げたロス・ブラウンとパオロ・マルティネリの多大なる貢献に、フェラーリは心から感謝の言葉を贈りたい」
と、その功績を称えている。
偉大なるチャンピオンと共にフェラーリの黄金時代も一つの終わりを迎えた。
ライコネンと共に幕開く新章が評価されるのは、
そのマネージメント力が明らかになる来季後半になるだろう。