ミハエル、1ポイント加算 | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

2006年F1第13戦ハンガリーGP。
レース直後の暫定リザルトでは、
チャンピオンを争うアロンソとミハエルは共にノーポイントとなっていた。
アロンソはリタイヤ、ミハエルは残り2周でガレージに戻ったものの完走扱いの9位であった。
この差が明暗を分けた。
デビューレースながら7位でフィニッシュしたクビカのマシンがレース後の車検で、
規定重量より2Kg軽いことが判明、レース結果無効の処分が下されたためだ。
この結果、8位のマッサが7位、9位のミハエルが8位とフェラーリが全ての恩恵をこうむった。
これでミハエルとアロンソの差は残り5レースで10ポイント。
わずか1ポイントながら、この1ポイントは再び自力チャンピオンが消滅するか、
かろうじて可能性を残すかといった意味で大きな価値のある1ポイントである。
また、得てして、こういう1ポイントは最後で利いてくるものだ。
一方で、ブタペストではミハエルはアロンソに肉薄できるチャンスを持っていた。
残り18周でアロンソがリタイヤしたとき、ミハエルは2位を走行中だった。
路面が急速に乾いていく中、ウェットタイヤでの継続走行を強行し、
結果、デ・ラ・ロサ,ハイドフェルドに抜かれ、おまけにハイドフェルドと接触してリタイヤ。
この行為をミハエル自身は、
「表彰台でフィニッシュしたいばかりに、危険なリスクを冒してしまったのだろうか?いや、それが僕なんだ。」
と語っている。
これまでのフェラーリとミハエルは積極的にリスクと向き合っていたと言える。
(「10周で10秒突き放して来い」とかいうあれである。)
しかし、今回は抜かれないことを考えた消極的なリスクの冒し方だった。
ミハエルのベストタイムは、ドライに履き替えたマッサのファステストから4.3秒遅れ。
最後にドライに履き替える積極性が欲しかったものだ。(それでも3位にはなれていた。)
レースに、”たら”,”れば”は禁物だが、今後の展開を思うと考えずにはいられない。