2008年からのF1世界選手権を議論する新F1委員会。
今回、この委員会での意思決定プロセスのスピードアップの観点から
従来すべてのチームに与えられていた議決権が6チームへと半減し、
加えて、1ヶ国1チームのガイドラインが採用されたことで多少の混乱をきたしているようだ。
今回、議決権を与えられたのは、
BMW(ドイツ),フェラーリ(イタリア),ホンダ(日本),レッドブル(オーストリア),
ルノー(フランス),ウィリアムズ(イギリス)の6チーム。
逆に有力チームのマクラーレンやトヨタをはじめ、
トロ・ロッソ,ミッドランド,スーパーアグリ,プロドライブが議決権を失ったようだ。
イギリスのマクラーレンや日本のトヨタはそれぞれウィリアムズとホンダに敗れた格好だ。
しかし、よくよく考えると、
ホンダをはじめイギリスを拠点とするチームが別国籍で議決権を獲得している。
これは一体どういうことか?
それはエントリーの国籍が上記の通りということであるらしい。
F1委員会では、レギュレーションに関する話合いを行い、変更を承認する権限を持つ。
一方、今回議決権を失ったチームは、議決には参加できず、
自分たちが望む方向に進むよう、議決権のあるチームと事前調整を行うのが精一杯である。
これにより、議決権のあるチームとそうでないチームで権力差が発生し、
F1自体の運営に支障を来たさないか、ということが懸念される。
意思決定が早くなっても、正しい判断をもって決定しなければ本末転倒である。
強行決議を行うなど、無理な運営が行われないことだけは切に願う。