またも予選方式変更? | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

2006年シーズンから新たに採用されたノックアウト方式による予選。
多少の混乱は生じているものの、総じてドライバー,チーム,観客から好評を博し、
成功を収めていると言えよう。
しかし、早くもこの予選方式に関して、変更の声が挙がっている。
問題視されているのは、第3ピリオドである。
決勝スタート時の燃料を搭載して開始されるこの最終ピリオドは、
自己最高タイムの120%(イモラまでは110%)以内の周回分の燃料が還元されるため、
開始直後から燃料を減らすためだけの目的での走行が繰り返される。
そして、後半の燃料が減ったときにニュータイヤに履き替え、タイムアタックを行う。
「予選」ということを考えれば、
最初の燃料を減らしている時間は無駄な時間である。
なぜなら、マシンは走行しているものの、アタックするでもなく、巡航しているだけなのだから。
加えて、燃料の還元がグレーである。
FIAが算出した燃費に応じて1周あたりの燃料量が算出されるため、
当然、これより燃費が良ければ、スタート前の燃料は最終ピリオド開始時よりも多くできる。
燃費が悪ければ、当然、逆の結果が待っている。
「速さ」を競う予選に燃費競争の観点が入るのもどうかという意見は正論であろう。
最後に、昨今の環境問題との絡みである。
いくらレースとはいえ、不必要に燃料を消費(消費すること自体が目的である)しては、
環境保護団体に申し開きができない。
特に、ヨーロッパではこのあたりに敏感な人たちが多いので尚更だろう。
よって、この部分のみ(第1,2ピリオドは現行のまま)を
昨年までの決勝分の燃料を搭載した1アタック予選に変えようという動きがあるようだ。
こういう話が出ると毎回思うが、場当たり的な対応は少し控えて、
長く続けられる方式を皆でじっくり話し合って決めてもらいたいものである。