今シーズン、ここまで絶好調のフェルナンド・アロンソ。
チームはコンストラクターズ首位を走り、自身もドライバーズで首位。
しかも、4戦を終了して、優勝2回,2位2回と文句なしの状況である。
ポイントを見ても、自身の36ポイントに対し、2位ミハエルが21ポイント、
最大のライバルである3位のライコネンが18ポイントとまさに死角なしといったところだ。
しかし、物事はそんなに簡単に運ばないかもしれない。
アロンソの2年連続チャンピオンを阻止するのは他ならぬルノーチームの可能性がある。
そもそもの始まりは、昨年末の電撃的な発表。
そう、2007年からのアロンソのマクラーレンへの移籍である。
フラビオも窺い知れなかったこの発表により、チームと若きチャンピオンの間に溝ができた。
チーム内の状況については、少なからずメディアの知るところでもあり、
現在のチーム内の雰囲気を尋ねられたアロンソは、
「チーム内の雰囲気より、僕の将来のことのほうが重要だ」
とすでに心は一足先に移籍先へと行っているような発言をしている。
また、チーム内での待遇についても、不満を漏らしている。
「エースドライバーは、エンジン、タイヤ、レース戦略、全てにおいて優先されるのが普通。それから、セカンドドライバーは金曜日にもっと走るべきだ」
この状況は、マクラーレンに行っても変わらないはずなのだが、
隣の芝生は青く見えるのだろうか...
この状況にアロンソを育てたといっても過言ではないフラビオは言う。
「チームのおかげでアロンソはワールドチャンピオンになった。そのことをアロンソは考える必要があるのではないだろうか」
今は順調だが、崩れだしたら止まらない脆さを感じる今年のルノー。
連覇に向けての最大の敵は内にあり、といったところだろうか。