10チーム、18台が参加して行われたバルセロナテスト3日目(4月13日)。
この日トップタイムを叩き出したのは、トヨタのトゥルーリであった。
1:14.522というそのタイムは、2位のアロンソと0.01秒、3位ミハエルと0.19秒差という
かなりの僅差であった。
しかし、それだけにこのタイムを出せたことに価値があろう。
(ちなみに、このタイムは3日間通してのトップタイムでもある。)
3戦終わって、苦戦が続くトヨタチーム。
ラルフが2戦目8位、3戦目で3位とパフォーマンスを上げているのに対して、
トゥルーリはというと、16位、9位、リタイアという散々な結果である。
この状況からの脱却という意味で、
今回のパフォーマンスには大いに勇気付けられることだろう。
その他のチームで気になったところといえば、
2台揃って相当な距離を走りこんだホンダである。
バトンは150周、バリチェロが133周もの走行を重ねた。
タイム自体は中盤の平凡なタイム(8位と11位)であるが、
これまで予選での競争力を決勝で発揮できていない同チームにとって、
ロングランでのパフォーマンスアップに重点が置かれた走行だったのでは、と想像できる。
最後にスーパーアグリ。
琢磨の走行によるテストプログラムが予定されていたが、
油圧トラブルにより22周でテストを切り上げざるを得なかったようだ。
数少ないテストの機会を有効に使うことが出来ないところに、現在のチーム力が伺える。
まだまだ、パフォーマンスアップには時間が掛かりそうな気配だ。