ブリヂストン陣営のリスクコントロール | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

ブリヂストンは
前戦オーストラリアGPで自ら「大きな進化」と語るニュースペックのタイヤを持ち込んだ。
これは、低温でもパフォーマンスを発揮する自信作だったようだ。
しかし、オーストラリアではこのタイヤを巡っての明暗が陣営内で分かれたようだ。
ブリヂストン勢でトップに君臨するフェラーリはあえてこのタイヤを選ばなかった。
理由としては、新スペックタイヤはテストもできておらず、
いきなりの実戦はリスクが高すぎると判断したようだ。
結果として、コンサバティブなタイヤ選択となり、これが失敗だった。
メルボルンで彼らはグリップ不足に悩まされ、
十分にタイヤ性能を引き出すことができなかった。
挙句の果てに、ミハエルがストレートエンドで
トロ・ロッソのリウッツィにオーバーテイクされる等の惨憺たる結果を残している。
一方で、リスクを承知の上、
ニュースペックを履いたトヨタやウィリアムズのラップタイムは高水準を保てていたようだ。
トヨタはラルフが今季初の表彰台に輝いている。
また、ウィリアムズもウェバーが
最終的にはギアボックスとみられるトラブルでリタイヤを喫しているものの、
表彰台も狙える位置を走行していた。
このように結果論で言えば、
ニュースペックのブリヂストンタイヤはメルボルンのコンディションに合っていたようだ。
しかし、フェラーリの言うようにテストなしでの投入はリスクが高すぎるのも確か。
今回は、チームの状態でアグレッシブかコンサバティブかの判断が別れ、
たまたまアグレッシブな方が良い結果を残したといえよう。
ただし、総合的に見ればフェラーリの判断も間違っていないといえる。
最後は、持てる情報からいかに自らのパフォーマンスを正しく予想できるかにかかってくる。