カーナンバー5のフェラーリ発進 | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

昨年、5年間守り続けてきたコンストラクターズチャンピオンの座をルノーに渡したフェラーリが
指定席を取り戻すための新車を発表した。
既に先週フィオラノでミハエルとマッサの手によりシェイクダウンが行われたニューマシンだが、
その際は赤一色の異例のカラーリングでの走行であった。
そのこともあり、カラーリングの発表には様々な憶測が流れていた。
結局、昨年と同様マールボロとボーダフォンを中心としたデザインに落ち着いた。
そして、注目のニューマシンのデザインであるが、
こちらも革新的というよりは昨年の進化型マシンとなっている。
個人的に一番感じる特徴は、何と言ってもそのミラーだろう。
触覚(カタツムリのツノ?)を思わせるそのデザインは
今年は後ろを押さえ込んででも勝ってやるという決意の現われか?
それはさておき、ボディワークはコンサバティブとしか言いようの無いデザインである。
あえて言うならサイドポンツーンの絞込みが、他チームは下側を強烈に絞り込んでいるのに対し、
フェラーリは上下から絞込み真ん中やや上ぐらいが頂点となっていることくらいか。
(それぞれの効果の違いの程は不明であるが...)
最後に新車のネーミングについて。
テストでは新型シャシーを657と読んでいたが、
これはフェラーリ伝統のシャシー通し番号によるもの。
(ちなみに、プロストが乗っていた641等はこの通し番号そのまま。)
で、新車は248F1と名付けられた。
これはロードゴーイングカーにも用いられるネーミングルールと同じで、
2.4リッターV8を意味する「248」だそうである。
これって、来年はどうするんだろう?