マクラーレンのヘレステスト振り返り | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

注目のオレンジのテストカラーでヘレステストに登場したマクラーレン。
新車投入はまだであるが、来るべきシーズンに向けての準備は至って順調のようである。
マクラーレンのヘレステストは、ペドロ・デ・ラ・ロサとゲイリー・パフェットの両ドライバーが参加し、
1月11日(水)から4日間、主にミシュランとのタイヤ開発を中心に作業が進められた。
結果をまずは振り返ってみると、以下の通りとなっている。
1月11日(水) デ・ラ・ロサ 1:16.514(1位),パフェット 1:20.129(13位)
1月12日(木) デ・ラ・ロサ 1:16.732(1位),パフェット 1:19.606(11位)
1月13日(金) デ・ラ・ロサ 1:19.845(5位),パフェット 1:19.791(4位)
1月14日(土) デ・ラ・ロサ 1:28.451(1位) (ミシュラン ウェットコンディションテスト)
金曜日については、
度重なる赤旗中断(実に走行可能時間の約2倍が赤旗だった)とセッション終盤の激しい雨という
荒れたコンディションの中、デ・ラ・ロサが36周しかできなかったこともあり、
平凡なタイムとなっている。
しかし、それ以外はすべてデ・ラ・ロサがトップタイム、
初日はコースレコードのおまけ付きという完璧なテストとなった。
ここまで速いと、残す心配はニューシャシー&ニューエンジンが
いまだにサーキットを走行していないことによる信頼性の問題だけか?
だが、昨年速さがありながらもドライバー,コンストラクター、いずれのタイトルも取れなかったのは、
その信頼性の問題を解決できなかったことに尽きる。
この事実から、
最大のアキレス腱を実車確認できていないマクラーレンにも死角はあるということか。