最終戦中国GPで2度の不可解な事故を起こした前チャンピオン。
結局、スタート前のアルバースの追突事故については、ミハエルに責任ありとスチュワードは判断した。(文書による注意のみ)
そして、2度目のセーフティーカー中のスピンはドライバーズエラーだった。
5年連続チャンピオンとして迎えたミハエルの2005年シーズン。
しかし、それは本人曰く「フェラーリに来て最低の」厳しいシーズンとなった。
結果を振り返ってみると、
優勝1回(あのアメリカGP)、ポールポジション1回、ファステストラップ3回、リタイヤ6回、獲得ポイント62ポイントである。
これが、2004年はというと、
優勝13回、ポールポジション8回、ファステストラップ10回、リタイヤ1回、獲得ポイント148ポイントとなる。(当然、昨年は今年より1戦少ない18戦。)
昨年の終わり、いや冬のテストの時点で誰がここまでひどい状況になると予想できたであろう。
一度、歯車が狂い始めると加速度的に悪化する状況が良く分かる。
確かにタイヤ,マシンの状態もあるだろうが、今年のミハエルは冒頭の事故もそうであるが、得意の雨でのスピン等ミスが目立ったシーズンでもあった。
世代交代がささやかれ始めたF1シーン。
今シーズンが次世代への転換期となるのか、来シーズン前チャンピオンの復活劇があるのか。
V8エンジン元年となる来期、ハード(エンジン)だけでなくソフト(ドライバー)の面でもターニングポイントとなるか要注目である。