日本GPを振り返る | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

まれに見る好バトルの連続となった日本GP。
その要因について、今一度考えてみたいと思う。
まず、何と言っても予選コンディションが大きく影響している。
予選ではご存知の通り終盤で天候が大きく崩れ、
本来速く走れるマシンが後方に沈んでしまうというアクシデントがあった。
この時点で後方のマクラーレン,ルノーにはオーバーテイクショーを期待できる状況が合った。
加えて、ドライバーズチャンピオンシップが前回のブラジルGPで決定していた点も大きい。
例えば、アロンソがライコネンを従えてミハエルを追いかけ、
130Rでなんとアウト側からオーバーテイクしたシーンがそれを象徴する。
前戦までのアロンソであれば、ライコネンが自分より後ろにいた時点で、
無理して抜こうとはせず、ストレートで並びかけるタイミングやピットタイミングでの
オーバーテイクを試みたはずである。
しかし、アロンソが本来の闘争本能を発揮し、見事前チャンピオンをオーバーテイクしたシーンは久々に正面から戦う彼の姿を目の当たりにした感がある。
また、同様にライコネンによる1コーナーアウトからのミハエル攻略およびファイナルラップでのフィジケラのオーバーテイク、アロンソの2度のミハエル撃墜と終盤の一部ダートに乗り上げながらのウェバー攻略など見事なバトルが繰り広げられたのはチャンピオンシップが終わった彼らの気持ちの余裕からきているものと思われる。
(多少のリスクはいとわない。所詮、コンストラクターズはドライバーズとは重みが違うのである。)
今シーズンどころか、近年ここまで盛り上がったレースはお目にかかったことがないような気がする。
しかし、それは偶然の産物と本来のドライバーの意地と誇りのぶつかり合いのなせる業だったのである。