夫の介護をし始めたくらいから、

夫は私に自分の携帯電話を自由に開かせ

「暗証番号はここに書いてあるよ」

「この大量のメール、

 どうしたら削除できるかな」

「要らないLINEは捨ててしまいたい」

「銀行の残高はこのアプリで見られるよ」

と、自分の最期に向けて

色々と準備をしようとしていました。



かつて私は、

夫に不倫されたのをキッカケに

夫の携帯電話を触るのがとにかく嫌で、

「そこの僕の携帯、とってくれる?」

と頼まれても、

汚いものを持つように指で摘んで

渡していたほどです(笑)

なのに、

それを知ってか知らずか夫は

普通に自分の携帯電話のアプリのことや

携帯電話の機能について

ことあるごとに私にきいてきて、

「ちょっとこのSNSって

 どうやって見るか教えてくれる?」って、

堂々と私の目の前で

ロックを解除して見せてきたりして。

※夫は大の機械音痴なんです笑い泣き


そうしているうちに、

いつの間にか普通に私も夫の携帯を

触れるようになったんですけどね。




だから近年は、

いつでも私は夫の携帯は

自由に見られる状態でした。


それでも、

夫が生きてるうちはやはり

夫の携帯を勝手に見ることはしなかった。

それは“信用してないから”

と言うより、むしろ

“信用してたからこそ”なのかなぁ。

見る(さぐる)必要がないと感じてたから。

だけど、もちろん

心の片隅に「変なもの出てきたら嫌だな💦」

という気持ちも

全く無いわけじゃなかったから

そこは慎重にはなっていました。



そして、今

夫が亡くなったことで色んな必要性があり

私が自由に持ち運び、開いて

なんなら、隅々まで見ています笑


そこで改めて感じています。


夫は私のこと

メチャクチャ好きだったんだな…

って。




夫のLINEの中に、

こんな事を見つけました。


『お陰で体調は安定しています。

 記念日で久しぶりに◯◯を食べて

 美味しかったです。

 ベットの上で紗夜とピクニック気分で

 一緒に食べてすごく楽しかった。

 出会って36年、色々あったけど、

 紗夜ほどの女性はいないと断言できます。

 今週末は子ども達も帰省してくれて、

 本当にいい家族を持って幸せ者です』


これは、

夫が幼い頃からお世話になった

親戚に宛てたLINE。


私ほどの女性はいない

断言されましたデレデレww



こんなLINEを送ってたなんてね…

恥ずかしいやら嬉しいやら。



その他にもたくさん!

夫の携帯からは面白いものが出てきました。

それらはまた少しずつ…

お伝えしますね。




夫が亡くなって2週間経ちましたが、

前を向いて進んでいます。

安心してくださいねおねがい




紗夜