2月、出掛ける時には寒いですから
アウター(防寒用の上着)を必ず着用するわけですが、思い込みなのか?
昔より確実に軽いさや薄くても保温力のある素材を選ぶように・・

「本革」「ヘビーな作り」「重圧感」「外国製」「黒」などなど
かつては決まりがあって、重いアウターを着ることで安心感や満足感を得たような。
自己のアイデンティティを満たすためのヨロイや記号だったんでしょうか。

いまは「軽い」「出来れば薄い」「柔らかい」「明るい色合いもOK」・・・。
重い上着を好んでは着なくなりました。

「想い」と「狩る意」

ヨロイの頃は狩りをするように吸収してました。
でもガチガチのヨロイでより好みだらけ。
時が経って心の中に何かが増えると上着は軽くても十分になっている。

「重い」と「軽い」

変化はファッションという切り口にも現れるんでしょうね。


さて今日の外出は薄手のダウンかな?
光沢のあるナイロン地がいいな、ファスナーは艶加工のあるクロームで・・・
ああ、自分自身がやかましい、やかましい。
幼く小さい頃、そして若者と言われた過去。
その頃も今と同じく多く風景や出来事があったと思う。

当たり前の日常に特別な思いも持つ事もなく、
気づくこともなくただ似たような毎日を過ごす日々。
恐らく自分という物がはっきりと解っていなかったろうし
自身に目を向けることで精一杯だったんだろうと思う。

すべての人が同じではないだろうけれど、
そんな頃は、色々な状況や現実が難しく混乱はするものの
心の基本的な部分の形は違っても無垢で潤っていたはず。

最近は窓を開けたいつもの景色が季節や時間帯によって
まるで違って見えるし、そして何かしら気がついたり・・。
暇とか疲れとかそんな話ではなく、そのとき聞こえた街の音ですら何かを思わせる。

風景や物、不意に起きたことがらに目を止める・・音に耳を傾ける・・
そして少し立ち止まって何かを感じて思う。
「枯れ」そう枯れて来たんだと。

「枯れ」というのはただ枯れ葉のように終焉を思わせる言葉ではなく、
生きているということの本当の潤いに意味を持たせる大事な言葉。

枯れから感じれとれる少し深くなった日常。
さーて、これからが本当の楽しみだ。

えっ!ただ歳をとった話を意味ありげによくまぁ長々と?
ちょーめんどくさい!

ハハ、でもこの面倒くささがいーのよ。
時が経てばあなたもそうなりますから、きっと。




 
ピンク。

そうあのピンク色。
でも品の良い淡い彩度でははなく、鮮やかではっきりとしたピンク。
好きなネーミングではないですが、フューシャピンク。

男性にとってはほど遠い所にあるカラーですが
差し色で使うのが大好きです。

だからと言って、そっち?の趣味はまったくありません。
見方を変えれば、鮮やかなピンクはある種の凄い「武器」ですね。

明日の外出はどこかにほんの少し差し色でワンポイント入れますか。