ご挨拶 | 線維筋痛症からの脱出

線維筋痛症からの脱出

うつ病、パニック障害、脳脊髄液減少症、バセドー病、慢性疲労症候群、そして線維筋痛症。
いろんな病名をつけられきた妻でしたが、現在ほぼ闘病地獄から抜け出し、完治までもうすぐという段階まできています。
治らないと絶望している方はご一読ください。



ちらっと予告はしていましたが、
このブログは今回を持ちまして終了となります。


理由はブログに疲れたから・・・とかではなく(笑)
書きたいことをすべて書ききるまでの短期集中更新、
という当初からの予定だったのと、

今後は家族のために
やらなければいけないことが色々あるので、
これ以上は続けられないと判断してのことです。

(片手間でできるブログではないので。。)


書きたいことはまだまだありますが、ひとまず、
一通りのことは書けたかなと思ってます。


患者本人でもない私が
偉そうにあれこれ書いてしまい申し訳ありません。
記事に腹が立った方、傷ついた方、深くお詫び致します。


最後にちょっとまとめを。

線維筋痛症の原因については、
いわゆるガラスが刺さったような痛みや、不快症状は
免疫異常が大部分であると考えて間違いなさそうですが、

それらを引き起こす激しいストレスや、
最近よく言われる体の歪みなども
複雑に絡み合って発症していると考えるのが自然な気がしてます。

ストレスが強すぎて脳内のセロトニンが出なくなったり、
ストレスホルモンのコルチゾールの分泌が枯渇したり・・・
といった話も読者さんから教えて頂いています。


人間の体はまだまだ分からないことだらけです。

これらを医学で完全に説明できるようになる日は
果たしてくるのかどうか?・・・

治療法に関してはさらに多種多様、
人によってどの治療を選べばいいのか?なにが最善なのか?
唯一の正解というのはない気もします。


このブログの目的は、1つはヘルペス原因説を広めることで
治療の可能性を広げてもらいたかったのもありますが、
一番お伝えしたかったのは

「考え方を変えて、選択肢を広げましょう」

この一言にすべて集約できます。


また、私一人の考えを書いた記事よりも、
いろんな方が寄せてくれたコメントや
そのやりとりの方がずっと価値は高いと感じます。

おかげで独りよがりに終わらない
意義のあるブログにすることができたと思ってます。


ブログを始めてみて、批判されることも多かったですが
患者さんの中にも自分と似た考えの人が
少なからずいるのが分かり、安心しました。

病気や薬に深い知識を持っている方、

すぐれた治療法を知っている方、
実践されている方、

たくさんいらっしゃいます。


そういう方から
これから有益な情報がたくさん広まっていけば
いつかこの病気も"治る病気"になってくるのでは
ないかと期待しています。


今まで読んでくれた方、
ご意見をくださった方、応援してくれた方、
本当にありがとうございました。


ブログはこのまま残しておきます。
しばらくはコメントやメッセージへの対応も
行わせて頂く予定です。

以上、ご挨拶まで。



ここからは余談。プライベートなお話です。
(暇なときにでも読んでください)



先日、妻のおばあちゃんの家に親戚一同集まって
バーベキュー大会をしました。


元気になった妻も、
野菜を切ったり、
お皿を運んだり片づけをしたりと
頑張って活躍してました。

(終わった後でグッタリしてましたが・・・)


朝から準備開始して、
日が暮れるまで飲み食いしておしゃべりして、
楽しい一日を過ごしました。


途中、おばあちゃん(おん年95歳)に呼ばれて
こう言われました。


「とも君、今まで本当にありがとうね。
みぃちゃん(妻のこと)が治ったのは
あんたのおかげだよ。
私は、いつかあんたが途中で愛想を尽かして
離婚してしまうんじゃないかと、
それがずっとずぅっと心配のタネだったんだよ。
見捨てないでくれて本当にありがとう」

と涙を流しながら
私の手を握って、

「これからもみぃちゃんをお願いします」

と深々と頭を下げました。


私ももらい泣きしそうになるのをこらえながら

「みぃちゃんが頑張ったからですよ!」

と伝えて、頭を下げ返しました。


おばあちゃんはもう何年も、毎日欠かさず、
妻が治るようにとお祈りをしてくれてました。


以前、治療に対する考え方の違いで
妻とケンカになり、

親戚や家族一同から冷たい目で見られて
孤立していた時期もあったのですが、
その時もおばあちゃんは
私の味方でいてくれました。

それがどれだけ救いになったことか。

こちらこそ感謝したい気持ちでいっぱいです。



離婚は・・・考えたことないですね。

たまに読者さんからも聞かれるんですが。

格好つけた?言い回しになりますが、
妻を治してあげることが自分の人生なんだと
決意を固めて結婚しました。

一生かかっても治してやりたいと思ってたし
そういう生活に疲れたと感じることもないし、
治らないと思ったこともないです。
(死にいたる病気だったら別ですが)

今までその思いが揺らいだことはありません。

私は自分のことが大嫌いなのですが(苦笑)
そこだけは唯一、自慢に思ってます。


もしまた妻が別の難病にかかっても、
また一緒に力をあわせて乗り切れると信じてます。


それにしても、、、
こんな頑固で偏屈な旦那に、
妻はよくついてきてくれたなぁと今さらながら思います。


このブログを読んで気分を害された方、
お怒りになった方の気持ちは、
たぶん、昔の妻の気持ちそのままですから・・・


なんだかんだで、妻が私の考えを
受け入れてくれなければなにも始まりませんでした。
その点、ほんとに感謝しています。



このまま妻が完治したら、
やりたいこといっぱいあります。


まずは、新婚旅行に行きたいです!

結婚前にたくさん旅行雑誌買いこんだまま
ずっと行けずじまいだったので。
8年越しでようやく行けるかな?という感じです。


その前に貯金が全然ないので(笑)
まずは貯めるところから、ですかね。



あとはやっぱり、子供ですね。

妻は子供大好き(元保母さん)で、
ずーーっと欲しいと言ってたんですが、
治るまではダメだと私が拒否してきました。
(線維筋痛症でも産んだ人いる!と何度説得されたか)


うちの家族は、妻は一人娘、
私の兄弟は誰も結婚してなくて子供もいません。

両親や兄弟たちは、
私たち夫婦に子供が生まれるのを待ち望んでるんですが、
プレッシャーをかけないようみんな気遣ってくれて
本当にありがたいと思っています。


妻ももう30代後半。

出産が難しいと言われ始める年齢ですが、
今度こそ期待に応えられるように
一緒に頑張りたいです。



あとは、これはあくまで目標ですが、
いつか2人でホノルルマラソンに出たいと思ってます。

走るの大好きらしいので。
私は苦手なんですが(笑)
一生に一度くらいはチャレンジしてみてもいいなぁと。

もしこれができたら、
病気の方にも少し希望になるのではないかと思います。
4年くらいずっと車いす状態でしたから。

もしいつか達成できたらブログで報告しますね。


まだ完治していないのに、
いろいろと夢が膨らんでしまいます。


ただ健康である、ということがどれだけ幸せなことか、
妻との闘病経験はもちろんのこと、
私自身小さいながらもいろいろ病気をしてきて
心底身に染みています。

この経験を糧に、
これからも家族を全力で守っていこうと思います。


最後まで長い記事でごめんなさい(汗)



みなさんの闘病生活が
少しでも良い方向に向かわれることを心から願ってます。

お付き合いいただきありがとうございました。

またどこかでお会いしましょう!


とも


※最後におまけ です。


☆今までありがとうございました☆
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