私が知ってる先生は、

時々、地震予知についての発言をされる。


今年の1月に伺った時は、

元旦の能登半島の地震の話題から、


「このまま日本が暑くなり続ける場合は、

3月31日か

5月1日か

7月1日に

首都直下型が起こるかもしれない。


それにともなって

富士山の噴火も起こるかも」

と、おっしゃった。



ピンポイントで日付を言われたこともあって、

私は、かなりビビってしまい、

その後しばらくの間せっせと備蓄したり

自宅の地震対策に精を出したりした。



それから、何事もなく

3月末をやり過ごし、4月に再度、

先生の元に伺った時には、


「1月の情報は、もう古い。

関東は、すでにシールドされた。

富士山の噴火も、おそらくない」


と、完全に肩透かしを食らった形になった。


「ただ今後は、

南海トラフの方が危ないかもしれないよ」


「え? 南海トラフですか?」


地元の高知では、

もうずいぶん前から南海トラフ地震について

言及している。


高知県は、弓形状になっていて、

南部全体が太平洋に面している。


土佐湾に、もし津波が押し寄せたら、と

考えるだけで恐ろしい。



だがしかし、最近では

「南海トラフ」というワードを

聞き慣れて過ぎてしまった感があり、

本当にくる訳ないか、と

どこか他人事のようになってきてるのも事実。



今年から来年にかけて、

何か大きな災害が起こるかもしれないと

巷でも都市伝説系YouTuberの多くが発信してる。



能登が揺れたのを皮切りに、

太平洋側も連動して揺れる、と

いう説もある。



ただし、

先生いわく、

「多くの人に認知された噂は実現に至らない」のだそう。


「その証拠に、

ノストラダムスも

2000年問題も

外れたでしょ?


2025年7月も

これだけ騒がれたら、もう来ないんじゃない?


だから私は、

わざと、噂を流すのよ」


なぜなら、集合意識が災害を未然に食い止めるように働いて、

「大難を小難に」「小難を無難に」するからだそうだ。



そういえば以前、とある記事で

地球は、人間の集合意識の感情媒体であると聞いたことがあるのを思い出した。



地球の自然な浄化作用に、

人間の集合意識が深く関わっており、

地球は、その感情の具現化として

天災を引き起こすという。



地球も生き物だから、

変化は必ず起きるのだが、


その変化が、

緩やかに起きるか、

劇的な変化になるかは

人間次第だという説である。



昔の日本人は、

人間の集合意識と

天災の関連性を良く理解していた。



天災を治めるために、

神社を建て

八百万の神(=地球)に祈ってきた。


神社とは本来、

人間を超えた存在と交信し、祈りを捧げ、

今後の安泰と感謝を伝える場所なのだ。



もし人間が、

日々の生活の中でネガティブな感情を溜め込み、

自暴自棄になって、

「もう世界なんて、いつ終わってもいいや」

なんて思いを持ち続けていたとしたら。


それを毎日毎瞬、

集合意識の中に投げかけているとして、


それが一人ではなく、

何百、何千、何万人といたら。


それは地球にとって、

人間世界の破壊を望む集合意識の声として

受け取られても仕方がないのかもしれない。



もし人間の集合意識こそが、

本当に天災を引き起こしているのならば、


心を入れ替え、

当たり前の日常に感謝し、

まっとうな世界を作っていくよう

決意表明する自作自演っぽい人間の祈りが、


じつは自らの手で世界を守る

唯一の方法と言えるのかもしれない。