移民の歴史が長くあり
いろいろな考え方の人が
社会に混在するアメリカの
教育現場では
今日本でも話題になっている
SDGs「継続可能な開発目標」に
関わる子ども向けのレファレンスや
お話しになっている読み物、
教材が数多く存在します。
異文化理解や、
世界中の国の貧困問題。
環境理解や
そのために私たちが出来ること。
それはそれは数限りなく、
素晴らしく教育的なリソース、
私の乏しいブックリストにすら
次々とくわえられて連なっていく
潤沢な資料には
人類の未来への希望が
詰まっているように思えます。
また、この昨今のSDGsブーム?に
歩調をあわせるがごとく、既にある
そのような素晴らしい教材の数々を
日本の版元さんや教育関係者が
版権をとり、翻訳にいそしんでいるのは
なかなか感慨深いもの。
そこに「翻訳」で終わるのではなく
私たちのこの「日本という国」に住む
日本語を話す人からの
具体的な提案が出てくるまでには
もう少し時間が欲しいということでしょうか。
この国に住む日本人の私たちの
心に本当に届くものになるために
「翻訳」を超えた「理解」がある。
そのために私たちが
出来ることは何かを考えています。
既に始まっているし、
あなたよりよほど知識の深い人が
たくさん動いている。
とのお叱りを受けそうではありますが、
アメリカ人の思う「幸福」と
日本人の私たちが思う「幸福」と、
同じ形のはずはないのですから
「翻訳」を超えた「理解」と
その先にある「発信」にまで
ひとつながりの「ワンピース」が見えるまで。
理解の先にある発信したい誰かの衝動を
受け止めて、そのお手伝いをする、
きっかけを作る。
私たちの会社が
これから力を入れていくところです。