2011年の東日本大震災
縁あってゴールデンウィーク中に
仲間とボランティアに駆けつけました。
津波の後の火災の焦げ臭さまで
まだ生々しい状況でした。
私が出来ることは
子どもと英語を笑顔でつなぐこと。
ふだん絵本の読み聞かせ活動を
行っている実績のある方々と一緒に
被災地へ。
所在ない子どもたちに
気を紛らわせてもらうため。
そしてあのような生活の中にこそ
子どもたちに「学ぶこと」を
「今喫緊の役にたたないもの」と
思ってもらいたくなくて。
どれほどの役に立てたのか。
今でもわかりません。
その後も何度か足を運んでいますが
2011年のその時には
東北に全く土地勘が無い私が
まず感じたのは
もどかしいアウェー感。
5月というのに
桜の花が咲いている
肌寒い東北の春にすら
心を驚かせたものでした。
私は長崎県の佐世保市出身です。
今回の災害は
私のホームタウンではありませんが
同じ九州でのこと。
同じことを伝えるのにでも
九州人ならではの気質に
もう少しは寄り添えるはずです。
微力ながら出来ることを
これからも考え続けていきます。
有事に私のようなただの私人の
「思いを発信」は無用なことかもしれません。
お目汚しでしたら申し訳ありません。