ロック微分積分 第一回
和久井光司Xサエキけんぞう
CSN&Yを語る
というイベントに参加してきて
ということを書いていますが。
CS&Nの名曲
「Teach your children」
私たちより少し上の世代の方なら
小さな恋のメロディ♪
で、ああ、という曲。
曲自体は知っていましたが
歌えるほどは知りません。
歌詞をじっくり眺めるのは
今回が初めてです。
サエキけんぞうさんが
ご自分で翻訳なさって
実にカッコイイ
日本語バージョンの歌詞を
作っていらっしゃいました。
これには感激。
アーティストの感性って
ホンモノだとぶれが無いのです。
タイトルからして
「ガキに教えろ」
と していらっしゃいました。
Teach
この言葉は日本人の語感からは
ズレが大きくて誤用されやすい重要語。
すでに知っていることを伝えるだけなら
普通は tell を使うべき。
Tell me your street address. みたいにです。
で。
teach というのは
情報をただ伝えるのではなく
何かを本当に
その背景や哲学も踏まえながら
きちんと「教授する」こと、
それに使う言葉です。
どんなに複雑な事でも
それがただの「手順」や
「具体的な手法」にすぎない場合は
それを teach とは言いません。
ITティーチャーって言わないでしょ?
その場合はインストラクターとか
別の言葉を使うはずです。
もちろんITにも歴史や哲学はありますが
Excelを習いに来た人に教えることは
具体的な使い方のことだからです。
つまり。
Teach your children
という言葉には
「しっかり教えておけ。」
=「きちんと躾けをしろ。」
のようなニュアンスが
文脈により生じるわけです。
この場合はまさにそう。
サエキけんぞうさんは
そのへんの空気感を
しっかりとご自分のものとして
ご自分の責任で
発信していらっしゃいます。
素晴らしいパール感?です。(笑)
これをイベントでは
和久井氏のギターで
その場の参加者みんなで歌う
という、とても豪華な内容でした。
オトナのゼイタク!!
私が感激した理由です。
次回は、あなたとぜひご一緒に。
拙ブログでは
せっかくですからこのまま
「Teach your children」の
歌詞に出てくる表現についても
少ししっかりと見て行こうかと
考えています。
楽しいための英語は楽しい。
気楽にお付き合いいただければ
私はハッピーです。