あるママがご自分の子育て中に感じた
こんなエピソードから。
体操教室に通い出したという
女の子をお持ちです。まだ園児さんです。
その女の子、
内村航平選手の素晴らしい演技を
テレビで見た感想。
「私も大きくなったら、あんな風に・・・(ウットリ)」
そのあと続いた子どもならではの発言に
びっくり大笑いだったというお母さん。
・・・あんな風に、
ふさふさの脇の下になりたい!!
だったそうです。
そう。子どもって時々
大人の常識なんてぶっ飛ばしてくれる
素晴らしい視点を持っていますよね。
子どもがニガテで、という方の中には
このような
思いがけない率直な視点に
ビックリしたり困ったりするからという方が
意外に多いような気がします。
最近気になりだした白髪。
下手な歯の治療跡。
嫌なニキビ。
あるいはもっと深刻なあざや病気の跡。
そんなものも、見逃してくれないのが
子どもというもの。
「怒るのは大人げないし、
でも言われて嫌なものはイヤ。」
だから、可愛くないとは思わないんだけど
子どもってニガテ!!
あらま、もったいない。
自分が言われてイヤなことは、
「私はそれを言われたらイヤだよ。
知りたいかもしれないけど、訊かないで。」
と言ってあげれば済むだけのこと。
ほとんどの場合子どもさんは
ただの好奇心で訊いてきているものですし、
もし「からかってやろう」という気持ちで
わざと訊いてきているのなら
なおのこと、
しっかり伝えてあげればいいのです。
「私は訊かれたくないの。」
日本語でそういう言い回しは
あまりしないですが
例えば世間話が高じて
自分のあまり話題にしたくない
個人的なことまで
相手が訊いてきたら?
「It's too private.」
これ以上訊かないでね、と
きっちりと表現するのも大切なことです。
英語はツール、とさらりと言いのける方は
カッコいいですが
タテのものを横にするには
それにふさわしいマインドも必要です。