2013年、明けましておめでとうございます。
さて、さっそく昨年の振りかえり。
2012年は、東北・上越新幹線開業30周年、さらに山形新幹線開業20周年、秋田・長野15周年とJR東日本の新幹線にとっては大きな区切りの年でした。
そのため、JR東日本では2012年を「新幹線イヤー」とし、キャンペーンを行っていました。鉄道博物館にご来館になった方には、ご存じの方も多かったことでしょう。
この新幹線イヤー2012、キャッチコピーがとにかく秀逸でした。
Move your heart.
この動詞 move には、運ぶという一義的な意味の他に、心を動かす、感動させるという意味があります。
つまり、この何気ないフレーズには
乗客(あなた)の心を運びます。
という鉄道で乗客を move するという中学生にも分かる意味だけではなく、
あなたを感動させます。
というもうひとつの意味が込められています。
やはり超一流の企業のキャッチコピーには、時々素晴らしい表現があります
о(ж>▽<)y ☆
新幹線イヤー2012年、土地勘も無い私を、東北新幹線は何度か岩手・宮城まで連れて行ってくれました。出かけるまでは遠く感じていた土地。だけど乗ってしまえば、あっという間です。
仲間の助けに導かれて津波被害の被災地に何度か足を運ぶうちに、少しずつ見えてきたこと。
とても一言で表せるものではありませんが、毎回毎回、大切なものを頂いています。
そんな私の心も運んでくれる、新幹線。
鉄道って、いいものですねぇ。