ある小学生のお母さんが、子どもが小学校英会話の時間に担任の先生のことを XX teacher, と呼ぶように指導されてきた。と書いた書き込みを見ました。
例えば、私のことを よこみぞティーチャー、あるいは みゆきティーチャーとでもいうのでしょうか。(私は担任はやったことがありませんが、担任だったとして。)
直接知っている方の書き込みではないので、冗談か、あるいは都市伝説かもしれません。そうであることを切に祈ります。
だって。
ティーチャー、と直接教師に向かって呼びかけるのは不作法なことだからです。
実際にアジア出身者の生徒は、教師をティーチャーと呼んでたしなめられることがよくあります。
中国での老師、日本での先生。なになに先生、と名前を付けなくても、先生(老師)だけでも礼を失してはいませんよね。
ですが先生とteacherでは意味が違います。
私はよくteacherではあるけれども先生ではないなあ、と自分で思うのですが、それはteacherは単に役割を示す言葉にすぎないけれども、先生というのは尊称だからです。
では先生という言葉ではない表し方は日本語で?もちろん教師ですよね。(他に教員、教職員でしょうか。)
でも、私のことを よこみぞ教師(あるいは、みゆき教師?)という人は日本人にはいらっしゃらないはずです。
でも、自分にものを教えてくれる人に一般的にでも多少の尊敬を表すのは日本だけでなく同じはず。ならばなんていうの?
そういう時には、Mr.XX、とかMs.xxxと呼びます。
普通に行けばMs.Yokomizoなのですが、私はアメリカで働いていたのが3~6歳のモンテッソーリスクールで、幼稚園の慣例としてMs.YokomizoではなくMs. Miyukiと呼ばれていました。基本的には小さい子どもが呼ぶ呼び方ではあります。ただ、私は仕事上はそう呼ばれるのが好きです。なのでMs.Miyukiと呼んでいただいています。