ファザーリングジャパン 夏の絵本ライブ キャラバン2日目は宮古市の保育所2か所と学童保育所2か所で。
朝一番の保育所では、前日にお知り合いになるきっかけを得た地元のベテラン読み聞かせボランティア虹の会の方々が朝から応援に来てくださり、やりがいも2倍に。途中の道が混んでいて到着が遅れ、子どもたちも手持無沙汰だったはずですがライブがはじまると元気に楽しんでくれました。
この日は午前一回、午後に三回のライブです。
午後の最初は、少し高台に建つすてきな保育園。ただし、周囲の被害は甚大です。子どもたちは元気いっぱいですが、きっと保育の現場でそれだけ注意が払われているからでしょうね。頭が下がります。
つぎは一か所目の学童、ここは今回はじめての屋外でのライブ。まだ避難所としても供用されている小学校の敷地のこと。偶然でしょうがあの3月11日当日の、地震が起こるほんの数時間前にこの小学校の屋上から撮られた写真が残っており、被害の大きさと、もともとの人の暮らしのあった光景とのギャップに粛然となります。
最後の学童では、受け入れ側のコーディネーターをしていただいている地元のパパママ読み聞かせボランティアグループおどっつぁんずから、ゴールデンウィーク以来の再開となる懐かしいお顔が。子どもたちも落ち着いていて、目が届いている印象の学童保育所です。
一回一回は短い時間であっても、全力投球のライブゆえ、4回の充実感はなかなかのもの。この日は花巻へ泊るため、ライブの後は撤収し、宿で一息ついた一夜となりました。