災害報道。子どもにも知る権利があります。 | 英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

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今回被災していない多く地域のご家庭の大人に少しだけ考えていただきたいこと。

多くの子どものいるご家庭で、今回の悲惨な災害報道を子どもの目に触れさせない配慮をしていらっしゃるというご意見を目にします。

もちろんお子様の年齢や発達の段階により、映像を見せるのが不適切な場合もあるかもしれません。

また、もちろん被災地にゆかりがある方などで親自体この現状を受け止めきれないほど消耗している場合は別です。

ですが、あえて申し上げますが、このような場合には親は事実あるいは事実に近いと信じている情報を可能なかぎり子どもと共有する努力をするべきだと私は思います。

子どもに社会で起きていることを知らせないというのは、子どもが社会の一員として自分の立場でものを考える貴重な機会を奪っている場合もあるのです。

事故の起きた原発の惨状を見て、”ワーイ爆発だ。”という反応をする子どもは通常たくさんは居ません。またもしこのように子どもが興味本位の反応しか示さなかったら。そんな時こそ、親子でしっかりと話し合う機会ですよね。

なんでもかんでも野放しに子どもでも情報にアクセスさせるのは問題ですが、こういうときこそ大人はしっかりと、自分の子どもも子どもといえども社会の一員であること、「子どもであっても出来る協力は何か」を子ども自身が考えるまたとない機会であることを認識していただきたいのです。

そのうえで、ご自分のご家庭ではどのようにお考えになるのか。

大人の実力が問われています。私はそう思います。