アタマの良し悪し?簡単な問題ではありません。 | 英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

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心まで伝わる英語絵本の読み聞かせで、本物の英語力を育てます@神保町+オンライン講座。子ども英語講師の指導力と英語力を上げる・英語絵本コノサー講座のトレーナーMs.Miyukiのブログです。英語で子どもと笑おう。楽しく世界の絵本を英語でご紹介!!

$心が伝わる英語を話そう!英語絵本読み聞かせ教室・さいたま大宮。子育て英語の専門家、初等教育の国際モンテッソーリ教師。

アメリカでいわゆる学習障害の人の研究をすすめ、このような人をより効果的にを教えるための研究を続けている All Kinds of Minds Organizationという団体が出版している本です。

この団体は、もともとアメリカで証券会社を創立した立志の人物 チャールズ シュワブの肝いりで設立したもの。

自身も学習障害に悩まされ、カレッジを苦労して卒業したというチャールズ シュワブが、父親になり、愛娘が同じような傾向であったことを”学業不振”とスクールから言われたことに腹を立てたことがきっかけだと聞いています。

自分の子どもの能力の高さを誰よりも知っている父親として、学業の意味ではときに能力を見誤られたりするユニークな個性の持ち主が不当に扱われていることに意義を唱え、立ち上がったのですね。

もちろんビジネスの世界で大成功をおさめた財力と自信があってのことでしょうが、本当に尊敬します。

現在この団体、多くの教師や保護者に、学習障害の傾向を持つ子どもへの理解とサポートについての情報を発信しています。

このAll Kinds of Mindsの最新の本、興味深いことに巻頭の言葉は、KINKO'S (キンコーズ)の創業者が書いています。

キンコーズ、今はFedExに買収されました?が、PCの時間貸しやコピーサービスなど、街中にある気軽なビジネスセンターのようなお店のチェーン。

日本ではコピー機が使いたければコンビニに駆け込みますが、アメリカではキンコーズ。市街地や大学のある街では本当に頼りになる存在。コンビニのように、なくてはならないお店です。

その創業者もまた、学習障害に悩まされた人だったのですね。

彼らの爆発的な社会的成功を考えるに、学習障害と能力の高さは矛盾無く共存するということですね。

というよりも、スクールで計りにくい個性を持つユニークな人というのがたくさん存在するのです。


出来ないことを嘆いたり、叱ったりするのではなく問題の本質をとらえてよい解決策を探し続けるという意志。

これぞアメリカン・スピリット。

良いところは、見習いたいものですね!

この本のお話は、書きたいことがたくさんあるのでまだ続きます。