辞める人が多いんです。


入社する前から「プログラマー」って人の出入りの激しい職業だと言う
勝手なイメージがあったのですが、
入社して数年経った今の印象…、やっぱり退社する人が多いんです。


ウチは半分派遣のような会社なので
自社よりも取引先で仕事をする時間の方が圧倒的に多いのですが、

かと言って、直接エンドユーザと接触する機会は少なく、
極端に言えば、納期までに仕様を実現すれば良いだけなので、
「ボク…、コミュニケーション苦手です」タイプの人々でも
周りのサポートで何とかやって行ける、比較的厳しくない会社なのです。


でもやっぱり退社する人が多いんです。


もちろん、人との接触ゼロでやれる職場ではないですよ。
ボク、コミュニケーション苦手なんです…的な人よりも、
プログラム書けた上で管理や調整も出来る人の方が当然評価されます。


他者との接触がある以上、当然多少のストレスは発生する訳ですが、
それでも、知らない街に連れられて、いかがわしさ120%の商品を
「飛び込み営業で5時までに10個売って来い」などとは言われませんし、
多少の赤字を出しても、つるし上げられることはありません。



当然、どんな人にもどこの会社にも、良い面と悪い面とがある訳で
と言うより、視点を変えれば良い面でも悪い面に見えてきたり、
悪い部分も慣れれば心地よく思えてきたり、
要はどんな側面も個人の解釈で評価が変わってくる訳です。


が、1つの組織に慣れてくると、いつの間にか評価が厳しくなるんです。
他社のオイシイ話を聞くと気持ちがグラグラ揺らぐようになるんです。

そうなると何故か自分の組織の悪い部分ばっかり見えてきて、
下手したら良い部分だったはずのことを「悪」だと解釈し始めて、
挙句、自分のことを棚に上げて組織のグチを言うようになるんです。

忘年会で自分にとって都合の良い会社のあるべき姿を語るんです。



自分はと言うと、別に今すぐ退職を考えている訳ではないのですが、
職種の違う友達や同業他社の人の話を聞く機会があると、
確かに、隣の芝生が黄金色に見えたりすることもあったりします。


しかし、今の仕事の他に本当にやりたいことがある場合を除いて、
今の職場でやるべきことや得られるものが何もない位の状況になって
初めて退職・転職を考えるべきなんじゃないかと思っているので、
僕自身が退職を意識出来るのは、まだまだ先になりそうですが、
少なくとも「この人はステップアップのために退職するんだ」と
感じさせる退社はこれまで1例も見たことがありません。


みんな「こんな会社にはいられない」みたいな顔して辞めて行きました。



そんな折、「愚直論 」に著者の転職観を見つけました。


『自分自身が成長できるような環境は、自ら手に入れるべき…その「スコープ」を存分に発揮できる環境に身を置き、より高い目標に向かって努力するのがビジネスパーソンの責務…職場を離れようと思ったときに判断の基準となるのは、それが現実逃避なのか、それとも新しい挑戦なのかという視点』


おぉ~。そうそう。それが言いたかった。
びじねすぱーそん…、響きカッコいいっすね。
今度同僚に会社のグチを聞かされたら、バレないように引用しよう。
「びじねすぱーそんってもんはな…そもそも…」


あ、口にしてバレないように引用するのはともかく、
ブログに書くのって無断転載になるんでしょうか。


それにしても、職業柄なのか時代なのか、対象からキーワードを探すとき
頭のどこかで「検索キー」を探してしまう…
既に読んでしまった本から、上の文章探すのに相当労力使いました。

便利な世界になったもんだ。



大晦日も正月も仕事…明日は朝6時から仕事…
グチりたいときもあります。