まだ37歳だけど、僕の相続対策について検討中であります。
特に相続税対策は、長期でこつこつやるのが一番いいと思っているので。

で、今現在も色々やっているけど、税理士に相談していて色々気付いた事がある。

1.本に書いてあるようなオーソドックスな提案しか期待できない。
別にけなすつもりはないし、税理士によって違うのかもしれないけど、本に書いてあるような提案しかない。
ただ、これはしょうがないと思う。

チャレンジングな節税提案をしてそれが否認された場合、基本的に税倍保険の対象にならないと。
この点、損害賠償責任は負いませんという書面に押印してもいいと言っても、やっぱり無理と。
そういった書面は心理的な効果はあるけど、それだけで確実に免責されるとはいいきれないとの事。

投資家であれば、リスク・リターンを考慮してやる・やらないを判断する事があると思うけど、税理士からの提案はほぼリスクがないものしか期待できない。それ以上のものを期待するのであれば、自分で色々研究するしかないかと。(勿論、脱税は論外。租税回避行為の射程距離の問題。)

2.相続税専門の税理士に相談するのも問題。
これは色々な本に書いてあるけど、僕の顧問税理士も相続税にはそこまで詳しくないと思う。
年間数件やっている程度であり、色々な落とし穴に落ちて、それらの対応に精通しているとはいえないかと。

で、スポットで相続専門の税理士と話をしたけど、基本的に僕の状況を詳しく分かっていないし、提案を実行した後のアップデートという部分について責任を負えないとの事なので、ちょっとどうなんだろと。

結論としては、この手の相続については自分でよく勉強して考える事が一番重要だと再認識であります。
自分の状況は自分が一番理解しているし、「変化」についても自分が一番理解している。(数字で表現できない家族関係等含め)
勉強する際にも、税理士のように幅広く勉強する必要はなく、自分が必要な部分だけを勉強すればいい。

で、自分でスキームというか全体像等を考えて、税理士にはアドバイスをもらうという姿勢がベストなような気がする。自分の事だし、重要な事なので、当たり前か。。。