遺伝の世界では、
自分とは両親から受け継いだ46本の染色体の
結合結果だとある。
そして一本一本の染色体には、
何百もの遺伝子があり、その一つが違うだけで
人生全てを丸ごと変える力があるそうだ。
自分が自分として生まれた確率は、
じつに300兆分の1らしい。
世界人口は70億を超えているけれど、
仮に300兆人いたとしても、
自分と同じ人間は一人もいない計算になる。
それほど自分とは奇跡の一人だし、
その自分を受け入れられない…
こんな自分が嫌だ…
とか周りと比較して悩んでしまったり、
誰かを羨んだりするのは悲しくなる。
ある人が書いていた。
大切なのはお金じゃない。
あなたを大切に思ってくれる人なんだよと。
金があっても寂しさは拭いされず、
大切な人がいれば寂しくならない。
その通りだと思う。
金で人の心は買えやしない。
奇跡の自分を大切にしてくれる人が
どれほど価値が高いか。
自分のために真剣に何かをしてくれる人、
真剣に愛してくれる人、
もしそんな人がいたなら、
それに変わる幸せは
本来ないってことに気づくでしょう。
逆にそんな人がいないなら、
それは自分に原因がある。
自分を雑に扱っていないか？？
少しずつでもいい。
自分も300兆分の1の世界一どころか、
宇宙一の奇跡。
美しき尊き命なんだよと、
受け入れてほしいしね。
自分を大切だと思えた時から、
自分も、人間関係も劇的に変わりだすから。
自分をどう扱っているかに全ての答えがある。
仕事も家庭もぜんぶ、何か雑になっていたり、
雑に扱っていたりしたとき、
愚痴や文句ばかりが出てしまうときとか、
ふと自分を振り返ってね、
自分をどう扱っているか？？
丁寧に問うのも大切なんだと思うんです。
自分の姿勢が曲がっていたら、
その自分の影も曲がるわけで、
仕事も家庭も、あらゆる人間関係も、
自分を映し出す影なんですよね。