日中、
移動中の京浜東北線で
人身事故があったとかで
電車が止まり、
迂回を余儀なくされ、
調子が狂った。

人身事故なんて、
一般乗客からしたら迷惑な話だ。
しかし、
事故を起こした本人からすると
おそらく一大事に違いない。

何があったのか。
思い詰めて自殺したのか、
酔っ払ってホームから落ちたのかは
知らないが、
張本人の持つ深刻さと
無関係な一般乗客の抱く迷惑への苛立ち。

同じ時間を共有している人間同志の
この温度差に
少し思いを馳せてしまった。

一部では大騒ぎ、大半は無関心。
なんとも理不尽というか、
仕方がないというか、
こんなことに思いを馳せることは
所詮無駄なことなのだが。

どうやら
毎日何かを書いているせいか、
何かの状況に出会うと
つい何かを考えてしまう
クセがついてしまったようだ。