1941年(昭和16年)

真珠湾攻撃の8か月前に公開された映画。

 

假名子   高峰三枝子(1918~1990)

城太郎   佐分利信(1909~1982)

舟木    徳大寺伸(1911~1995)

純子    水戸光子(1919~1981)

假名子の母 葛城文子(1878~1945)

大野木   大山健二(1904~1970)

夫人    岡村文子(1898~1976)

槙江    森川まさみ(1918~?)

その父   斎藤達雄(1902~1968)

丸山    槙芙佐子(1919~?)

純子の弟  横山準(1928~ )

 

83年前の日本のたたずまいと

当時のお見合いと恋愛の狭間の葛藤。

明治後期から大正生まれ世代のの青春。

昭和一ケタ生まれが子役。

 

最近は古いモノクロ映画を

カラーにしてくれる人がいて有難い。

カラーになると

より臨場感が増し、

この映画がついこの間だったのではないかという

錯覚に陥る。

 

何とも言えない味わい。

 

特に、3:51~4:18あたりのシーン、

丸山さん役の、謎(?)の女優、

槙 芙佐子(まき ふさこ)のしぐさが

なんとも愛らしくて魅かれる。

もし今生きていたら

ゆうに100歳超えであると思うと

なんとも不思議な感じがする。

(いや、もしかしたらご存命かも?)