サラ・ヴォーン(vo)

オスカー・ピーターソン(p)

ジョー・パス(g)

レイ・ブラウン(b)

ルイ・ベルソン(ds)

1978.4.25.

 

面子を見て衝動買いした逸品。

 

オスカー・ピーターソンは

トリオだと

どうもピアノの自己主張が強すぎて

ジョー・パスのギターまでも食ってしまうという

印象が否めない。

 

まるで、

討論会で

一人の発言がまだ終わらないうちに

割り込んでくるせっかちな論客のごとし。

 

それでも、

ひとたび

ヴォーカルという主役が入れば

シャキッと盛り上げに徹する。

 

さすがプロ。

 

......などと、

 

たぶん見当違いであろう、

自分勝手なイメージで

ジャズ・ヴォーカルを楽しむ。

 

これでいいのだ。