子供の頃テレビで観ていた
ウルトラマンやオバQなど、
アニメやドラマは
一回がだいたい30分だった。

子供の頃の感覚として
一つの物語が完結するまでの時間が
30分であった。

30分のドラマを観たら
一つの時代が終わったくらい長く感じた。

LPレコードの両面を聴いたら
だいたい40分くらい。

物語でもないのにそれより長い。
それがなんか不思議だった。

大人になってから
時間感覚は、
何をやるかにもよるが、
30分は決して長くなく
あっと言う間だ。

巨人の星の30分、
柔道一直線の30分、
マグマ大使の30分。
子供の頃は
けっこう見応えのある時間だった。