「文章の結論が
どこへ行くかわかってしまえば
自分でもおもしろくないですね。
だからわかってることは
ぼくはけっして書こうとは思わない。
どうなるかたのしみなんだな。
そのかわり、
書いていくことと考えることが
いっしょなんですよ。
ぼくなんか
書かなくちゃ絶対にわからない。
考えられもしない。」
………と、
小林秀雄は言った。

私の場合、
書くことは祈ることでもあるかな。

 

 

 

Dexter Gordon - Tenor Sax

Leroy Vinnegar - Bass

Larry Marable - Drums

Kenny Drew - Piano

 

Recorded - September 18, 1955

 

王道ジャズ 最高。



もう半世紀近く前のこと。
大学に入った時、
A君という人と知り合ったことを
思い出した。
特別親しかったわけではないが、
同じ授業でしょっちゅう会うから
記憶の片隅に残っていただけだ。

A「君」などと呼んでいたが、
彼は3浪していたので
実年齢は、
私より3学年上の先輩であった。

彼は、いつも、
Bさんという彼女と一緒だった。
この人は私と同い年だった。

Bさんは、
ぽっちゃり系の地味な見た目で、
A君とはいつも一緒にいた。

学校で会うたびに、
仲睦まじい姿を見せられながらも、
全く羨ましくなかったことを思い出す。

今日の帰りの電車の中で
本を読んでいて
ふと浮かんできた、
本の内容とは全然関係ない雑念である。

歳をとると、

何故だか、
すっかり忘れていた大昔の
どーでもいい記憶を、
しかも

やけにピンポイントで
唐突に思い出すことが多くなる気がする。

そんなことを書き留めていると、
これまたネタになり、
どうでもいい自分史の
1ページとなる。

 

Bad Times in Mississippi

 

 

ポール・ワイン・ジョーンズ(1946~2005)の

粗削りなブルース。

 

Paul "Wine"Jones(vo,g)

Sam Carr(ds)

Kenny Brown(g)

Big Jack Johnson"The Oil Man"(g)

 

この人、

ベースはいらない主義らしい。

ギター3本にドラムスという編成。

 

確かにベースがいないと

粗削り度が倍増だ。

 

エグいブルース専門の

ファット・ポッサム・レーベルのブルースマン。

 

 

Mad Dog on My Trail

 

 

安倍元総理暗殺事件から丸2年。

 

最近話題の小説「暗殺」。

 

時間が経てば経つほど、

あの時の不自然さが際立ってくる。

 

山上徹也の裁判が未だに始まらないのも

ホントに山上の撃った弾で

安倍元総理が亡くなったと

断定できないからではないのか?

 

原田真二 Curtain Rise  1977年

 

原田真二の音楽的才能を感じられる曲。

この時18歳。

 

ファーストアルバムの1曲目。

 

今でも色あせない。

 

 



都知事選が終わって
1週間が経つが、
街には選挙ポスターの掲示板が
まだ撤去されずに置いてある。

ところどころ空きがあるのは、
泡沫候補だけど、

貼る資格はあるのだが、
貼る人を雇えなくて貼れないからだ。



14000ヶ所も掲示板があるんじゃ
そりゃ貼れないよな。

小池や蓮舫など
お金のある候補者は大抵貼れるが、
ほぼ当選する見込みのない候補は
ポスターすら作れないのではないか。

この掲示板の空白そのものが
無駄の象徴であることが

政治家はわからないのか。


ネットの時代、
掲示板など意味がないだけではない。

公費の無駄使いでしかない。


選挙ポスターなんて

各候補者がパソコンで自前で作成し、
データを選管に送れば
選挙のホームページに掲載される
というので

いいんじゃないか。


掲示板をすぐに撤去できないのも

人がいないからか。


撤去された掲示板は

また再利用されるのか?

いや、廃棄だろうに。

レジ袋の有料化や
LGBT法案を決めてるヒマがるなら、
こんな旧態依然たるやり方こそ
とっとと変えるべきだろう。

おそらく
このポスター掲示板にも
ややこしい

利権構造があるのだろうが。