こんにちは、Ma’am Emaです。


今や日本語で「モンテッソーリ」と検索したら、

絶対出てくるサジェスチョン、


「藤井聡太」さん。


彼が活躍し出したのは

2016年ごろと記憶しているのですが、

ちょうどその年は、私が第一子を出産した年。


しかも、

出産1ヶ月前に

夫のシンガポール駐在が決まり、

3ヶ月後には渡星という激動の年でした。


異国での0歳児育児に追われる中、

日本で育児をする後輩からきたLINE。


「Emaさんモンテッソーリ園出てませんでした?

藤井聡太くんて子がモンテッソーリ出身だって

いま育児界隈賑わってますよ!」


そこから今に至るまで、

藤井さん×モンテッソーリの記事があると

ついつい目を止めてしまう…


のですが、

ちょっと待った!


Webニュースでも

教育・育児系雑誌の特集でも、


いやコレは言葉足りなくない?

モンテッソーリ誤解されない?

そもそもソレはモンテッソーリ関係なくない?


と思うことが多々ありました。


前置きが長くなりましたが、本題。



「藤井聡太さん×モンテッソーリ記事を

読む時、気をつけるべき点4つ!」



1.モンテッソーリ以前に、

そもそもかなり教育熱心な家庭である(と思う)


色々な記事で見聞きする藤井家のエピソード。

知的な刺激を与えつつ、

決して無理強いはしない、

そんな方針が見え隠れしています。


お祖母様が将棋ゲームを持ってきたのが、

将棋を始めるきっかけだった。

(たしか親戚の子ども達の集まりで、

唯一興味を示したのが聡太さんだったとか)


お母様はサポートに徹していた。


国立附属を受験「しようとする」

素地がある家庭だった。


ざっと上げただけでも、

「肩の力を抜きつつ教育熱心な藤井家」

という土台が見えてきます。



2.「ハートバッグのお仕事」の

エピソードは、本質を見誤らないで!


藤井さんとモンテッソーリの記事で

必ずと言っていいほど出てくる

「ハートバッグ」。


細い画用紙を交互に編み込んで、

ハート型に成型していくというものです。


藤井さんブームで、

「我が家でもハードバッグを!」

というご家庭が増えた(らしい)のですが、


ちょっと待った!


ハートバッグのエピソード、

おそらく本質は「ハートバッグを作る」

ことじゃないと思うのです。


このお話、


「当時の藤井さんが、くる日もくる日も

ひたすらハートバッグを作り続けていた」


「お母様が先生に、他のおしごとに

移らせた方が良いのでは?と相談した」


「先生はハートバッグ作りを止めず、

本人がやり切ったと思えるまで

見守りましょうと言った」


「藤井さんは、

100個以上ものハートバッグを作り続けたのち、

自分で作る作業をやめ、

ほかのおしごとに移っていった」


…藤井さん、お母様、先生の3者が、


「途中で待ったをかけなかった」


のがこのエピソードの鍵だと

私は思っています。


モンテッソーリには

たくさんのおしごとがあります。


その中で、藤井さんは


指先の細やかさが必要で、


交差していく色紙のグラデーションを

視覚的に把握できて、


規則性に基づいて、

平面で幾何学模様を作り上げる


というモノに惹かれた。


周りから見ると、


「もっと数とか文字とか、

実用的なモノに関するおしごとをしたら?」


とつい言いたくなるところを、

(もしかしたら、お母様の相談はそういった

内容だったのかも?)


気が済むまでやらせましょうと言った

幼稚園の先生!

そして、それを受け入れてひたすら待った

お母様!


果たして、

あなたは(わたしも)「待つ」ことが

できますか…?


ハートバッグのエピソードは、

ここが大事なんだろうと思います。



【後編につづく】