11月です。まんがblogも先月で終わってそろそろ音楽を絡めないとな、と思っていたのですがちょっとはみ出してしまいました。でも大好きな大好きな作品なので。

 

きのうの「はずんでイッキ!」の次の作品ですね。宗美智子先生の代表作!

マーガレットが週刊から隔週刊になっていく間に連載してたので…昭和〜平成って感じですかね。

 

なのでタイトルも今思うと「お、おう…」ってなるし(爆)、読み返すともろもろ価値観とかがね、とはなりますが。

「エースをねらえ!」もそうなんだけどジェンダーとか家庭の在り方ってね。それぞれでいいじゃんて。

そういう時代があったけど、時を経てだんだんとわたしたちの考え方もアップデートされてるんだと思います。

 

名作だと伝えたいのにいきなりマイナスな情報ばかりですが!この作品は自分の原点でもあるというか、「ああーこういうことしたいんだよ!」って気付かされたはじめの作品なのです。

なので誰にでもあてはまる名作ではないかもですが(なんか弱気だな!)、おすすめはしていきたいのです。

 

主人公の田尾崎 完(おわり)くんは、個性的な双子の兄を持つ高校1年生。2人の兄は二卵性双生児でタイプは真逆。炎と氷って感じ。腕も立つし目立つ存在で、主人公の通う高校では有名人…という、まんがらしいといえばまんがらしい設定ですね。

完くんの彼女の百々子ちゃんも、かわいいけど竹刀を持つと人格が変わるという特異体質で、そんな4人の周りにいろんな事件が起こります。

それを危険な場所へ潜入したり、暴れまわったりして解決へ導いていくのです。

 

まあ「水戸黄門」みたいなね…例えも古いのですがそんな感じです。

そもそも絵柄が好きだったので、すぐにハマってしまいました。こんなものまでとってあります。

次号予告のちっちゃいイラストまで切り抜いて、カード式下敷きに入れて持ち歩いてました。

ほんとにかわいらしいな(笑)。

 

今はもうはっきりと自覚していますが、「数人でワイワイ何かをやる、成し遂げる」というパターンのものが大好きなのですねわたくし。

この作品はそのベースになってると思います。

あと、この作品のおかげで某球団のファンになったり…登場人物の名前も当時のプロ野球選手や監督の名前からとっているので、野球にハマりましたよねこの頃から(笑)。

 

とにかくわたくしというものを形成するおおきなパーツです。そう、誰にでもじゃないかもだけど、わたくしの大切な作品。これからもだいじにしていきます。

電子版があるので、ぜひ読んでみてくださいませ。