だいぶ前にLive ver.について書いていました。"P.S. I Love You ( Live at the…"で、また変な予告してるなあ(笑)。

Paul先生の曲に"P.S. Love Me Do"って曲があるんですね。

それについて書かなきゃいけないらしい(笑)。

 

まず"P.S. I Love You"の曲自体についてですね…英国デビューシングルのB面と。

CDの解説には「PaulがThe Shirellsを目指して作った」と書いてありますね。なるほど近い。The Shirellsは"Baby It's You"を歌っていたグループです。

しかも「Paulが得意としていた最高のラヴ・バラード」とあります。褒めまくっているな解説の人。

 

確かに素敵な曲です。

The Shirellsを目指して作っただけあってコーラスワークが美しいです。ユニゾるところ、かぶせてくるところ、追っかけるところ、全部入り。

歌詞も完全無欠のラブソング。これは当時遠距離恋愛してた(遠距離じゃなくても)若者のハートをがっちりキャッチしたのではないでしょうか。

Paulだけじゃなくてコーラスも声が優しく柔らかくていいんだよなー。

 

しかしこの曲はやはりドラムがAndy Whiteさん。Ringoはマラカス担当です。しかも"Love Me Do"みたいに捨てられたRingo ver.があるわけでもなく…録音すらさせてもらえなかったようです(泣)。というわけでマラカスの音に耳を集中…マラカスにしか聴こえない(泣)。

がんばれRingo。

でもこれドラムっていうかリムショットなんでしょうか。「すっこんすここん!」ってのがずっと聴こえてますね。

 

この曲もシングルA面候補だったそうですが、同名異曲が多いのでやめになたそうです。なるほど、まあよくあるフレーズっぽいですもんね。でもそれで良かった?美しいけどちょっと弱い気もするので。

 

さて"P.S. Love Me Do"かあー。消えるかもしれないけど一応貼っておきましょう。

 

Paul McCartney "P.S. Love Me Do"

Paulお得意の?メドレーっていうか合体曲ですね。なんでこれ作ったんやろか。いろいろ吹っ切れたのか。

1989年発売の"Flowers In The Dirt"のスペシャルパッケージ(来日記念盤・1991年発売)に入っていました。最初にこれのCDを買ったので、2枚組が当たり前だと思っていたのですが、後にアナログを手に入れてそれが通常盤だったので

「は!Disc 2って付いてないのかよぅ」

と初めて気付きました。ははは。

 

80年代テイスト大好きなので、これもすごく好きです。いい音(笑)。ドラムのすとぅんとぅんとぅんとぅん…!!ってのとか。この時代特有の浮わっついた感じがね。

あとこの2曲がとても親和性が高くて…同じような時期に作ったからなのか。違和感なくくっついてます。グッチ裕三みたいな感じなのかしら(爆)。または嘉門達夫の「曲が途中で変わるシリーズ」みたいな。

どっちも好きだな〜「伝家の宝刀」とか「ハッチポッチステーション」とか。