PLAY JOB  ~オモシロく、カッコよく~ -22ページ目

PLAY JOB  ~オモシロく、カッコよく~

人生をオモシロく、カッコよく生きるブログ

啓示が優勝したのでブログ更新!



前回の続きを


今まで、自分で出したお店や、オープンに携わったお店は10店舗以上ありますが、


一番最初のお店「Flair bar es」を出した時の感動を超えるお店は正直ありません


もちろん、自分がずっと夢見ていたお店を持つことができたわけですから、その時の感動は一番でしょう。


でも本当にそれでいいのか?


これからは、もうあの時のような気持ちでお店をやることはできないのか?


お店をやるっていうことが「夢」から「仕事」になっていき


売上を上げる!っというより、毎日が楽しくて、もっともっとお店に来てくれる人を増やしたくて頑張った結果「売上」が上がったのに・・・


いつから順番が逆になったんだろう?


営業時間の終わり間際にやってきたお客さんを、昔は「ありがとう!飲もうぜ♪」って笑顔で言っていたのに


無駄な経費がかかる、って思い「ごめん閉めたわ~」って無愛想に返事するようになったのはいつからだろう?


「1杯しか飲めないけど~」って来てくれたお客さんと4時間以上本気トークで盛り上がっていたのに


客単価が下がる、とか考えてプラス1品のオーダーを促すような戦略を考えるようになったのはいつからだろう?


誕生日や大事な人を連れてきてくれた時に「店のおごりだ!飲め♪」って振舞っていたのが


原価率がうんたらかんたらとか言い出したのはいつからだろう?


今日来てくれたお客さんを喜ばすことを考えるのが楽しかったのに、ホットペッパーのアクセスを上げることが楽しくなったのはいつだろうか?


やりたかった「Flair」が、やらなければいけない「Flair」になったのはいつからだろう?


ただ仲間と遊びたくて行っていた飲み会が「行事」になったのはいつだろう?


「好きなやつ」を採用してきたのに「仕事ができるやつ」を重視するようになったのはいつからだろう?


仲間から従業員になり、給与とそれに対する労働力という関係になり、


出店=夢、が、出店=ビジネスになり、


物件=俺たちのアジトどこにする?、が、物件=どれだけ儲かるか?になり


「あの子何カップかな」って気になっていたのが、人時売上高、労働分配率、自己資本比率・・・みたいなわけわからん数字を気にするようになり




なんか好きだった【飲食業】が【飲食ビジネス】になってきている




そう感じるようになってきました。




ただ、そのこと自体は決して悪いことだとは思っていません。


会社である以上、売上規模を増やし、利益追求を求め、無駄を省き、マーケティングを行い、戦略を考え、できる従業員を雇い、その対価を支払う


というのは正しいと思うし、上記に書いたようなことも飲食ビジネスを行う上で決して間違っていないと思います。


ただ、このまま行くと、最初のお店の時のような「わくわく」するような【心】じゃなくて【頭】で大好きな飲食業をやらなければならないと感じたのです。


それが本当に自分がやりたかったことなのか?




このころから【頭】の仕事から【心】の仕事に変わっていきました


「こうしなければいけない」、から、「こうしたい!」に変わり


「やれるか?」ではなく「やりたいか?」を大事にし


「どう見られている?」ではなく「自分達らしいか?」を基準にしていきました。






すると、ちょっとずつ売上が戻ってきたのです。


さらに、会社を助けてくれる仲間が自然と集まってきてくれたり、今まで眠っていた才能を開花させるようなやつも現れてきます。


そうなると、さらに売上は上がっていきました。


やりたくないことはやらない、でも、どうしてもやらなければいけないことは「オモシロく」する工夫をする


掃除も、清掃マニュアルから宝探しゲームに


堅苦しい「経営戦略会議」はクイズ大会に


とにかく「オモシロく、カッコよく」をテーマに会社を変えていくと、少しずつ昔のような飲食業の楽しみを感じれるようになってきたのです。




ただ、一報で、さまざまな失敗を繰り返し、【経営者】としての自信を少し失っていたのも事実です。


実際、出店を重ねている時は、今までにないような別の充実感に満たされてもいました。


そう、飲食ビジネスの楽しさも感じていたのです。


なのにちょっと失敗したからって、そこから逃げる為に「自分らしく」とか言っているんじゃないか?


自分の中でこの疑問を払拭する為には、もう一度ちゃんと【頭】でも成功を作っておく必要があると考えました。


そうすれば、失敗は経験と呼べるし、逃げたのではなく【選んだ】と考えれるのでは?


そんな時にチャンスが来たのです。






それは路面店への出店でした。


お世話になっている飲食業の先輩経営者の事務所に、全く別件で行っていた時に


「うちのお店あくけどやらない?」


と言われたのがきっかけでした。


売上が上がってきたとはいえ、まだまだ出店ができるほど潤沢な状況でもなかったのでお断りしようと思いましたが


「譲渡金は分割でオッケー」という神の一言があったことで【初期費用】がほとんどかからず出店できるのです。


お金がなかったそのころの自分には起死回生の大きなチャンスのように感じました。


さらにお店を見させてもらった瞬間に「ここでやりたい!」と瞬時に感じたのです。


もう一度自分が経営者としてお店を成功させる「自信」を取り戻すきっかけになるとも考えました。




雪がさんさんと降る、2月の中旬。


雪まみれになりながら、全身びちょびちょな社長が、変なテンションで、いきなり路面に移転する!って言ってきたので仲間は完全にひいていました


それが「Bistro&Bar es」の移転です。


この移転は絶対に失敗できない!


お店は現状でも黒字の店舗です。


それが路面移転で赤字転落したら、それこそ良い兆しが見えてきた会社が、また一気に傾きます。


【なにがなんでも絶対に成功させる!!】


こんな思いでお店をやることを忘れていたかもしれません


心がフル勃起になったので、あとはどうやるか?【頭】の出番です


自分達らしさとはなにか?


自分達の強みは何か?


この地域の方はどんなお店を求めているか?


今の札幌では今後どのような飲食店の需要があがってくるのか?


商品は・・・サービスは・・・


とにかく自分の培った全ての知識と経験をフル活用させます。





その結果は、


オープン初日より売上目標を大きく達成!


さらにそこから、今に至るまで売上更新を続けるお店となりました








【心】も【頭】もフル活用して成功させる


そんな大事なことをしっかりと再確認することができ


失いかけていた自信も取戻したことで


邪念や後ろめたい気持ちからではなく


人生も経営も【選ぶ】ということを大事にしていこうと決心しました


【選ぶ】といくことは、それ以外を【捨てる】ことでもあります。


なので、まずは【捨てる】ことから始めました。


人生断捨離計画のスタートです。